‘山伏の日々彼是日記’ のページ

地蔵堂リフォーム。

2015-04-27

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
桜も早いものでだいぶ散ってしまいました。寂しいですね。もう少しゆっくり観たかったです。

さて先日、仏師の小堀さんと一緒にお地蔵さんのお堂を作りました。
今までのはホームセンターから買ってきた雪囲いをそのまま使っていたので、小堀さんに相談してお堂風に直す事にしました。
まずは囲いを取り外しました。

囲い1

見ての通りボロボロです。
お地蔵さまはご覧の通り。

お地蔵さん

ここから小堀さんの腕が冴え渡ります。
あり合わせの木材を利用し、さらに屋根部分は今までの囲いを再利用です。
柱を立てて・・

柱建て

屋根を架けてさらに柱を補強して・・

補強

最後にすだれや幕、囲いなどを施して完成!

完成

以前とは見違える立派なお堂の完成です!
小堀さんは金剛寺に無くてはならない存在です。
本当にありがとうございました!!

皆さんも、お参りに来られた際はぜひお地蔵さまにお参り頂き、小堀さんの技をご覧下さい。

新聞に!

2015-04-23

さて、本日(4月23日)東奥日報夕刊に私が載っていると仏師の小堀さんから連絡がありました。
家では東奥日報をとっていないので直ぐに販売店へ行き手に入れました。
それがこちら。

新聞記事

多分、去年の赤倉の山開きの火性三昧の様子だと思います。
照れますね・・

今日も怒涛の1日でしたが、最後に甥っ子と妹を連れて猿賀公園に桜を観に行ってきました。

猿賀神社

猿賀公園

春本番ですね。
せっかくなので鯉にえさをあげました。

鯉

勢いが良すぎて少し怖かったです。

京都に行ってきました。

2015-04-23

ご無沙汰致しておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
私はバタバタとしておりました。お寺関係の行事等で先週・今週と京都に行ってきました。
普段京都に行っても自由な時間がまずなく、観光などほぼ出来ないのですが、今回は時間を作って清水寺に足を伸ばしてきました。他にもあるだろうとお思いでしょうが、清水寺です。10年振りくらいでしょうか。
ドン!

清水寺参道

驚いたのが、外国人観光客が9割以上いたことです。驚きました・・この数年で観光地も激変したようです。
着物を着た外国の方が自撮り棒を使ってキャーキャーいう姿に、時代の変化と価値観の柔軟さを身につけなければ・・と感じずにはいられませんでした。
どんな理由であれ、どこの国の人であれ、お寺に来たいと思わせるその力は凄いと思います。

清水寺全景

私のお寺とはカルチャーが全く違うのであてはまりませんが、とても勉強になりました。
お参りに来られた方に笑顔で帰って頂くというのが金剛寺のメインテーマです。

そしてベタベタついでに京都タワーにも上りました。

京都市内

夕暮れ時の穏やかな古都がとても良い雰囲気を出していました。
そんなこんなで帰りの飛行機。

飛行機

プロペラ機です。

上空

しかも真横の席でした。
横でブルンブルン回るそれに、スリルを感じました。

いざ鎌倉。

2015-04-12

バスで高野山口へ向かいケーブルカーに乗車。そして極楽橋から特急に乗り、難波駅に到着。そこから地下鉄で新大阪駅へ向かい新幹線に乗車。品川駅から横須賀線に乗り鎌倉駅到着。さらに江ノ電に乗り換えてやっとの事で次の目的地極楽寺に到着。

極楽寺駅

午後4時に極楽橋を出て極楽寺到着が夜の10時半でした。
極楽から極楽への移動は娑婆の苦しみでした・・・

ここの住職さんとは大学の同級生で、それ以来のお付き合いです。ちなみにここのお寺の境内にはとても大きな百日紅(サルスベリ)の木があり、その子供の木が金剛寺の庭にあります。以前譲り受けてもらったもので厳しい津軽の地ですくすく育っています。
実は毎年この時期、極楽寺ではお釈迦さまの花祭りと秘仏であるお釈迦さまのご開帳を3日間行なっていて、私も6,7年前まで毎年お手伝いしておりました。しかしその後中々機会に恵まれず、今回やっとまた参加する事が出来ました。
私が着いた日は初日でしたがもう夜中で2日目からのお手伝いでした。その2日目は残念ながら朝から冷たい雨がずっと降っていました。
桜も寒そうです。

境内

それでもたくさんの方がお参りに訪れていました。
お手伝いの総代さんや、近くのお寺さんとも久しぶりの再会が出来て本当に嬉しかったです。
最終日はお天気に恵まれました!

極楽寺山門

ここは萱葺きの山門が有名です。最終日も観光やお参りの方がたくさん訪れていました。
そして無事に全てのお勤めが終わり住職と執事さんとで記念撮影。ちなみに後ろの木が百日紅です。

住職と

駆け足でしたが高野山・鎌倉と、たくさんの方に再会出来て懐かしさともっと頑張ろうという前向きな気持ちが湧き、良い刺激になりました!
帰りの飛行機では宝石箱をひっくり返したような東京の夜景に見送られ、無事青森に帰ってきました。

東京上空

とてもとても中身の濃い三日間でした。
しかし!!浸っている時間はありません。
あさって火曜日からまた遠くに行って来ます!

高野山開創1200年。

2015-04-12

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて先日、和歌山にある高野山に行ってきました。
お大師さんが開いてから1200年ということで記念の法要があり、それに参加して来ました。
まずは大阪の難波駅から特急こうや号に乗車!特急の本数がそれほど多くないとはいえ、4両編成ですがほぼ満員でした。乗っているお坊さんの多いこと・・・
そして車体のカラーリングも鮮やかな色合いになっていました。以前の昭和な感じはみじんも感じませんが中は昔のままでした。

特急高野号

ガタゴトと揺られること約1時間20分。終着の極楽橋に到着。ここから2両編成のケーブルカーに乗り換えです。4両から2両になるので当然車内はギュウギュウです。山手線のラッシュのような感じで揺られること約5分。

ケーブルカー

そこからさらにバスで10分ほど移動して無事に高野山に到着しました。あいにくのお天気でしたが、しっとりした雰囲気に高野山の奥ゆかしさを感じる事が出来ます。
金剛峰寺もたくさんの参拝の方がおりました。

金剛峰寺

行事自体は写真に収めることが出来なかったので画像がありませんが、650名を超える僧侶が高野山に集い、お勤めをしました。中々出来ない経験です。
しかし浸る事は出来ませんでした。なぜならここから次の場所に移動しなければならなかったのです。
法要が終わり、挨拶が続くなかひとり抜け出し次へと向かいました。高野山の滞在時間4時間弱・・
午後4時過ぎの特急こうや号に乗るため、極楽橋へ。

極楽橋

続く・・・

*あくまでも個人的な意見です。

2015-04-05

いかがお過ごしでしょうか。
最近は洗車をすると決まってその後に雨が降り、意地になってその度に水で洗い流しております。
諸行無常です。
落ち葉掃除をした後、またすぐ落ち葉がひらひらと舞い降りて散乱する光景に似たものを感じます。ある意味修行です・・

そういえば先日、ある人に「テレビでお坊さんの番組やってましたよ」と言われました。いつどこで放送されているのか分かりませんが面白いそうです。
ただ、その番組で修行の話になり「○○宗の修行が一番大変なんですってね」と言われました。
この話をされると私は話が長くなります。
修行は辛さを競うものではなく、またどの修行でも楽なものなどありません。大事なのはその経験を経て何を感じ・学ぶかだと思います。
滝行など普通に入ってましたし。むしろ修行中の人間関係の方がギスギスして辛いと感じました。進めば進むほど気持ちに余裕が無くなるからです。時間・食生活・勤行等、生活環境の激変についていくのに精一杯でした。
不思議だったのはあれだけ待ち望んだ加行(修行)期の終了日に「終わった」という達成感が驚くほど無かった事です。修行には達成感というものは無縁です。ただ、常に目標を持たないと修行という意味が無くなります。これは皆さんの日々の生活となんら変わらないのではないでしょうか。
つまるところ、行や仕事に終わりなど無くずっと続くという事を感じました。

そんな事をもやもやと考えていたら目の前に虹が現れました。

虹

頑張ろう!!!
明日からまた遠くに行ってきます!

高尾山登拝修行。

2015-03-30

だいぶ春らしくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
車のタイヤもやっと夏タイヤに替えました。

さて、先日私の所属するお坊さんの青年会行事で東京に行ってきました。今回は高尾山登拝修行が行なわれました。
前日の夜に東京入りしたのですが、早いところではすでに桜が咲いていました。

桜

翌日、高尾山のふもとにあるお堂に集合して修験装束(衣体)に着替え、お勤め(御法楽)をして法螺貝を立てて(鳴らして)出立(出発)!
当日はたくさんのハイキングやお参りの方がいて、我々の姿に気付くと皆驚き、カメラでパシャパシャ撮られました。
ざーんぎざーんげ! ろっっこーんしょーじょー! (慚愧懺悔 六根清浄)
と大きな声で掛け念仏をしながら進む事20分。琵琶滝という水行場に到着。
担当の方から心得などを丁寧に教えて頂きながら、ひとりずつ水行を行ないました。もちろん私も。

滝行

水はとても冷たかったですが、お陰さまで良い水行を経験させて頂く事が出来ました。
水行場を後にして、一路山頂へ。途中たくさんの一般の方とすれ違う度に挨拶を交わしました。「こんにちは」と声をかけると向こうも自然に声が返ってきます。山に入れば見ず知らずの方でも気軽に挨拶を交わすことが出来るのです。たとえ東京でも。とても気持ちが良いです!
そして山頂に到着!!あいにく富士山は薄いもやの中でしたが、それでもその雄姿拝む事が出来ました。
集合写真も皆とても良い表情です。

集合写真

その後本堂でお勤めの護摩祈祷をして頂き、ふもとへ戻り解散となりました。
普段中々会えない仲間とこういう形で会い、共に行をする。修行とはいえ、とても貴重な有難い時間でした!
一般に山伏と聞くとゴツゴツした怖いイメージがあるかも知れませんが、そんな事は全くありません。皆で山に入り自然に学び感謝する。山に入れば皆素直になれるのです。それを日々の行に生かす。とてもシンプルなものだと僕は思います。

登拝修行を終え帰ってきたら、庭の福寿草も一斉に咲き誇っていました。

福寿草

岩木山も穏やかな顔で、春の夕暮れがとても美しかったです。

岩木山

彼岸も半ば。

2015-03-24

いかがお過ごしでしょうか。

お彼岸を迎え、春の陽気に浮かれていたのもつかの間、昨日・今日と雪混じりの荒れた天気に冬の名残を感じます。
おとといには福寿草が咲いていました。

雪解け福寿草

着実に春へ向かっています。

話は変わって、先日本堂の位牌棚が手狭になったので、仏師さんの小堀さんにお願いして拡張してもらいました。
お陰さまで棚のスペースが広がりスッキリ綺麗になりました。お参りに来られた折にぜひご覧下さい。
その小堀さんですが、ケータイ電話の根付を作ってみたと言うので見せてもらいました。それがこちら・・

落花生根付1

アップでドン!!
落花生根付2

完全に落花生です。とても美味しそうな落花生がケータイ電話についています。
しかしさわってみると柘植の木で出来たれっきとした根付でした。
たまたまテレビで根付を作っている人を見たらしく、その人が「集中力と時間がかかる、難しい作品なのです」と言っていたらしく、それを聞いて小堀さんの職人魂に火が着いたそうです。1時間で出来たそうです。
確かに職人は難しいとか時間がかかるとか、過程について苦労をあまり口にしません。

本堂の位牌棚もその日のうちに完成しました!本当に仕事が早い。
見えないところで努力と苦労を重ねる。いぶし銀のような小堀さんが好きです。
自分も辛いだとかしんどいだとか口にする前に前進しなければ。
と、いう事で明日からまた遠くへ行って来ます!

暑さ寒さも彼岸まで。

2015-03-18

いかがお過ごしでしょうか。

今日から彼岸に入り、だいぶ春めいてきました。
一週間前の吹雪がうそのようです。
向かいの用水路もご覧の通り。

用水路

ちょっと前まで雪に覆われて水もほとんど流れていなかったのですが、ここ数日の陽気で雪解けも進み雪のアーチが出来ています。

さらに先日、鯵ヶ沢に行ったのですが雪もなく、こちらも春を感じさせる爽やかな海が心地よかったです。

海

暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、季節の移ろいがとても早く感じます。
やっと雪から解放された喜びが大きいです!

お正月、春のお彼岸、お盆、秋のお彼岸と、季節ごとに先祖を想う、家族を想う節目があります。
この気持ちが大事なのだと思います。
その何気ない毎日の生活の中にシアワセの基があるのではないでしょうか。それに気付くか気付かないかで人生大きく変わります。
なんて、思いながらなにもしていない私でした・・・

あれから4度目の3月11日。

2015-03-11

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今年も3月11日を迎えました。
今回も岩手県宮古市に行こうと車で向かったのですが猛吹雪に見舞われて高速道路が通行止めになり、行くことが出来ませんでした。なので今回は本堂でひとりお勤めをしました。

今となってはあの頃の記憶がとてもはっきり記憶している部分と思い出せない記憶が入り混じり、月日の流れの速さを感じます。
強く揺れだした時に思った「これからどうなるんだろう」という不安。津波警報が出た時の「皆逃げてくれ」と祈る気持ち。「今行かなかったらこの先自分は後悔するかもしれない」と仲間と岩手に行く事を決めた気持ち。
そして岩手でたくさんの方と繋がりが出来た事の有難さ。語っても語りつくせません。大事だなと思うのは、決して忘れない事だと思います。
この先にどんな事があるか誰にも分かりません。でもその先に何があっても、坊さんとして・人として出来る事は何でもしたいと思います。普段褒められた事などしてない私ですが、そう思います。

下の写真は去年、岩手県宮古市に行った時の浄土ヶ浜の景色です。

浄土ヶ浜

また行きます!!

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