‘山伏の日々彼是日記’ のページ

竹の子。

2015-06-02

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
もう6月。時間の流れが早いですね・・
何かしても、何もしなくても等しく時間は流れて行きます。
出来る限り何かして時間の流れを感じたいです。

頑張るとは目標を持った人の行動力だと思います。苦労も同じで志を持って進めばきっと自分にそれが実となって返ってくるはず。そう信じて頑張りたいです。まだまだ足りないところだらけの自分にそう言い聞かせております。

さて!!
5月末から6月にかけて、我が家では竹の子狩りシーズンに入ります。
毎年6月に厳修する山開きに振舞う竹の子汁に使う竹の子です。昔は竹の子寿司も振舞っていたのですが、手間が半端ではなく、今では竹の子汁のみを振舞っております。

農繁期でお参りに来られる方もこの時期は少ないので両親は山へ出かけ、私は寺に留守番。
朝早くにおにぎりを持って意気揚々と山へ行く両親の背中はとても大きく見えます。
そして昼過ぎにはへとへとになって帰ってきます。
先日の収穫の結果がこちら・・

竹の子 1

大漁です。
そして皮むきをします。
包丁で切り目を入れひとつひとつ手でむいていきます。

竹の子 2

とても手間がかかりますが、あそこに竹の子沢山あったとか、あそこは思ったほど取れなかったとか、山でのエピソードをわいわい語りながら手を動かします。

竹の子 3

そして出来た竹の子を近くの加工場に持っていき大きな缶に詰めて保存します。
その日の晩ご飯の味噌汁は竹の子汁です。これがうまいのです。
せっかくなので先日、無理を言っていとこの叔母さんに竹の子寿司を作ってもらいました。

竹の子 4

世界一美味しい竹の子寿司です。

そんなこんなで着々と山開き大祭に向けて準備が進んでいます。
今年は第三日曜が21日です。

山開き

仲間たちと。

2015-05-20

ご無沙汰いたしておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

先週から日曜日まで京都・鳥取・島根に行ってきました。
京都では本山で会議の他に観音さまの御開帳の法要があり参加しました。
仲間達との写真がこちら。

京都にて

千葉・鳥取・広島・愛媛と普段は皆各地で頑張っている仲間たちです!忙しい中、次の世代に繋ぐために一生懸命活動しています。
京都に一泊して法要に出た後、後輩の地元・鳥取県倉吉市に車で移動しました。約4時間の旅。結構遠いです・・
到着したのが午後6時、ご家族に迎えられ楽しい夕食を頂きました。ちなみに金毘羅院というお寺で、後輩の祖父が始めたお寺です。その昔に托鉢で倉吉の地を訪れた際、約30坪の土地を布施として頂き、そこからたくさんの方に信仰を集め現在に至るそうです。
本堂がこちら。

金毘羅院

今では山門や本堂・護摩堂・会館などなど、とても立派なお寺です。三朝温泉に近いので昔は温泉に来る団体の方々がお参りに立ち寄られたそうです。
今では団体が減ったそうですが、それでもご祈願に訪れる方で賑わっております。

ご老僧は最近、体調は優れない時もあるそうですがそれでもカクシャクとされております。
せっかくなので一緒に写真を撮りました!

ご老僧と

そして翌日、最終目的地の島根県出雲市に向かいました。
後輩の結婚式に出席するためです。
途中、後輩のススメで時間があれば縁結びで有名な神社にお参りする予定でしたが、移動に思ったより時間がかかり行くことが出来ませんでした。。。とても心残りです。
約2時間かけて出雲市に到着!ギリギリ披露宴に間に合いました。

新郎新婦と

この後輩とは京都にいた時、一緒に過ごした仲で今でも親しいお付き合いをしています。
その頃一緒だった先輩や後輩とも今回の結婚式で久しぶりに会うことが出来、さながら同窓会のような和やかな雰囲気でした。
皆、住んでいる場所が遠いので簡単に会うことが出来ませんが、それぞれが一生懸命頑張っていて、自分にとっても励みになりました!
「同じ釜の飯を食う」と言いますが、10年経ってその意味がしみじみと伝わってきます。
翌日朝イチの飛行機に乗るため、出雲空港に行くと・・

縁結び空港

出雲縁結び空港だそうです・・・
そんなこんなの駆け足道中でした。

家では毎日の勤めの後、父は薪を割り・・

薪割り

母は畑に苗を植え・・

苗植え付け

私は薪積み・・

薪積み

そんな日々です・・
頑張ろ!!

岩手にて。

2015-05-11

皆さまいかがお過ごしでしょうか。
日中は暑いくらいですが朝晩はまだ寒さを感じるこの頃です。

さておとといから昨日にかけて岩手に行ってきました。
宮古市にある長根寺さんの大祭に参加してきました。
震災の活動時にご縁を頂いたお寺さんで、以降いろいろとお世話になっており、私の尊敬する先輩の一人です。
住職さんは一昨年から昨年にかけて大病を患ったのですが、今はだいぶ回復されて本当に良かったです。

宮古に向かう途中、岩手山も顔をだしてくれました。

1 岩手山

3月11日にも岩手に行く予定だったのですが雪で高速道路が通行止めになり行けなかったので岩手山にお目にかかれてホッとしました。
そして岩手山サービスエリアで私の大好物である冷麺を頂きました。時間が無く急いでいたのですがここは譲れません。

2 冷麺

シアワセな時間でした。
そんなこんなで長根寺さんに到着したのが夜の7時30分。午後4時に家を出たので片道約3時間30分!結構距離があります。
すぐに着替えて宵宮のお勤めに加わりました。お勤めが終わって皆さんと楽しい夕食!ご無沙汰していたので話が尽きませんでした。
住職さんがこちら。

3 住職

ご覧の通りとても優しい方です!
そして奥様がこちら。

4 奥様と住職

とても優しい奥様です!
おしどり夫婦です。

そして大祭当日。北上や一関から来られたお寺さん達とご一緒させて頂いたのですが、久しぶりの再会にこちらも話が尽きませんでした!

5 皆さんと

岩手の方たちは本当に暖かい方ばかりで、ありがたいご縁を頂いたとつくづく感じます。
無事に大祭も終わり、その後の神楽奉納も見学させて頂きました。

6 神楽

踊っている方は地元の水産高校の3年生で、神楽のキャリアも3年だそうです。約30分の踊りでしたが、とても3年には見えない圧巻の踊りでした!!
とても刺激になります。どこの地域でもそれぞれの伝統芸能があり、培われた文化がありますが、もっともっと世に広がって欲しいです。いついつまでも大切に続いて欲しいと思いました。

そんなこんなで新たな刺激を受けて無事に帰ってきました。
もちろん途中の岩手山サービスエリアで冷麺を食べて・・

今週末また遠くへ行ってきます!

獅子踊りにねぷた運行。

2015-05-08

皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今年は雪解けからあっという間に春がやって来て、桜も梅もリンゴも開花がとても早く気がつけば新緑です。そして大型連休も終わり、ひと段落といったところです。

さて、その連休中に猿賀公園では花と植木祭りが開催されておりました。
我々の町内では毎年そのオープニングに獅子踊りを披露します。今年も踊ってきました!

4 本番

ちなみに今年初踊りです。真ん中の獅子が私です。
約15分、とてもハードで最近の運動不足を後悔しながら必死に踊りました。

5 踊りメンバー

踊れた事に感謝です!

それから数日経った5月3日、ねぷたも猿賀神社入り口大鳥居から社務所までを運行しました。これは我々から「春ねぷた」として市や祭り実行委員会に企画・提案したもので、ねぷた同志会会長はじめ皆で準備に当たって実現しました。

1 ねぷた行進

人が集まるのか・事故無く運行出来るのか・この時期の運行に異論がでるのではないか等、様々な不安要素がありましたが、いざ始まるとたくさんの人に集まって頂き、事故も無く、多くの方に喜んで頂きました。本当にやって良かったと思います。
社務所前に1時間程展示して弘前・青森・五所川原等の囃子演奏も披露しました。

3 囃子演奏

連休中もバタバタな日々で花見も出来ませんでしたが、楽しかったです。

6 集合写真

明日からまた少し遠くに行ってきます!

百万遍。

2015-04-27

皆さま百万遍をご存じでしょうか。
春と秋の頃、町内をおばさま方が大きな数珠の珠を持って練り歩き村の境やお地蔵さまの前で「なむあみだぶつ」と唱えながら数珠廻しをするのがそれです。
この時期、私が住職を勤める黒石市にある地蔵院には各町内の地蔵講の方が数珠玉のご祈願にやってきます。

数珠の珠でひときわ大きな親玉があり、それをお寺にお参りに来てその年の干支の守り本尊さまの焼印を捺してもらいお加持をする、いわゆる位上げです。ひと団体約4名ほどでお参りに来られます。
1年にひとつ焼き印を捺し、それを何十年と続け、いっぱいになると親玉を新調します。いっぱいになった親玉は地蔵堂に奉られます。昔から続く津軽の風習です。

数珠玉

この親玉はお地蔵さまが持っている宝珠の形をしており、これはどんな願いも叶えてくれる有難い珠とされ、それを数珠につけて廻すことによって、村の厄を払い町内の安全を願うものであります。
津軽では弘前市の愛宕山橋雲寺さんと、黒石市の愛宕山地蔵院でこのご祈願を行っております。

正直とても勉強になります。その村によって様々な違いもありますし、後継者不足で存続に苦労する方々もおります。
そういった方たちとお話をする事で何か力になれないかという気持ちにもなります。お話をしてご祈祷をすると皆さんに本当に喜んで頂いて、こちらのほうが有難い気持ちになります。
ある講の方はお地蔵様に着せる着物を新調したとの事で、その着物もお加持しました。それがこちら・・

お地蔵さん着物

お地蔵さまを大切に守ってきた皆さんの熱を感じます。
お地蔵さまは地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天のすべての世界にいる仏さまといわれ、六地蔵はその象徴です。
そして子供達を守ってくれる仏さまともいわれ、仏さまの中で一番身近な存在です。

私なりのことばで皆さんに言います。「皆さん、これは特定の宗教行事と捉えないで下さい。皆さんが村の代表として、村の安全と幸せを願う皆の行事です。様々な宗派はありますがそれぞれを組み合わせた津軽独特の風習、途絶えると次はありません。出来る事は何でも協力しますから、皆さんと一緒にがんばりましょう!」と。

普段数珠玉はお地蔵さまのお堂などに大切に保管されています。

地蔵堂

今日も地蔵講の皆さんに混じって私も数珠を廻してきました。
写真は一昨日のですが、どん!

百万遍

桜の花咲く下、いついつまでも続いて欲しい行事だと思います。
今日は飛び入りで子供さんも廻しました!今日の百万遍がこちら・・

飛び入り

その記憶が片隅にずっと残りますように。

地蔵堂リフォーム。

2015-04-27

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
桜も早いものでだいぶ散ってしまいました。寂しいですね。もう少しゆっくり観たかったです。

さて先日、仏師の小堀さんと一緒にお地蔵さんのお堂を作りました。
今までのはホームセンターから買ってきた雪囲いをそのまま使っていたので、小堀さんに相談してお堂風に直す事にしました。
まずは囲いを取り外しました。

囲い1

見ての通りボロボロです。
お地蔵さまはご覧の通り。

お地蔵さん

ここから小堀さんの腕が冴え渡ります。
あり合わせの木材を利用し、さらに屋根部分は今までの囲いを再利用です。
柱を立てて・・

柱建て

屋根を架けてさらに柱を補強して・・

補強

最後にすだれや幕、囲いなどを施して完成!

完成

以前とは見違える立派なお堂の完成です!
小堀さんは金剛寺に無くてはならない存在です。
本当にありがとうございました!!

皆さんも、お参りに来られた際はぜひお地蔵さまにお参り頂き、小堀さんの技をご覧下さい。

新聞に!

2015-04-23

さて、本日(4月23日)東奥日報夕刊に私が載っていると仏師の小堀さんから連絡がありました。
家では東奥日報をとっていないので直ぐに販売店へ行き手に入れました。
それがこちら。

新聞記事

多分、去年の赤倉の山開きの火性三昧の様子だと思います。
照れますね・・

今日も怒涛の1日でしたが、最後に甥っ子と妹を連れて猿賀公園に桜を観に行ってきました。

猿賀神社

猿賀公園

春本番ですね。
せっかくなので鯉にえさをあげました。

鯉

勢いが良すぎて少し怖かったです。

京都に行ってきました。

2015-04-23

ご無沙汰致しておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
私はバタバタとしておりました。お寺関係の行事等で先週・今週と京都に行ってきました。
普段京都に行っても自由な時間がまずなく、観光などほぼ出来ないのですが、今回は時間を作って清水寺に足を伸ばしてきました。他にもあるだろうとお思いでしょうが、清水寺です。10年振りくらいでしょうか。
ドン!

清水寺参道

驚いたのが、外国人観光客が9割以上いたことです。驚きました・・この数年で観光地も激変したようです。
着物を着た外国の方が自撮り棒を使ってキャーキャーいう姿に、時代の変化と価値観の柔軟さを身につけなければ・・と感じずにはいられませんでした。
どんな理由であれ、どこの国の人であれ、お寺に来たいと思わせるその力は凄いと思います。

清水寺全景

私のお寺とはカルチャーが全く違うのであてはまりませんが、とても勉強になりました。
お参りに来られた方に笑顔で帰って頂くというのが金剛寺のメインテーマです。

そしてベタベタついでに京都タワーにも上りました。

京都市内

夕暮れ時の穏やかな古都がとても良い雰囲気を出していました。
そんなこんなで帰りの飛行機。

飛行機

プロペラ機です。

上空

しかも真横の席でした。
横でブルンブルン回るそれに、スリルを感じました。

いざ鎌倉。

2015-04-12

バスで高野山口へ向かいケーブルカーに乗車。そして極楽橋から特急に乗り、難波駅に到着。そこから地下鉄で新大阪駅へ向かい新幹線に乗車。品川駅から横須賀線に乗り鎌倉駅到着。さらに江ノ電に乗り換えてやっとの事で次の目的地極楽寺に到着。

極楽寺駅

午後4時に極楽橋を出て極楽寺到着が夜の10時半でした。
極楽から極楽への移動は娑婆の苦しみでした・・・

ここの住職さんとは大学の同級生で、それ以来のお付き合いです。ちなみにここのお寺の境内にはとても大きな百日紅(サルスベリ)の木があり、その子供の木が金剛寺の庭にあります。以前譲り受けてもらったもので厳しい津軽の地ですくすく育っています。
実は毎年この時期、極楽寺ではお釈迦さまの花祭りと秘仏であるお釈迦さまのご開帳を3日間行なっていて、私も6,7年前まで毎年お手伝いしておりました。しかしその後中々機会に恵まれず、今回やっとまた参加する事が出来ました。
私が着いた日は初日でしたがもう夜中で2日目からのお手伝いでした。その2日目は残念ながら朝から冷たい雨がずっと降っていました。
桜も寒そうです。

境内

それでもたくさんの方がお参りに訪れていました。
お手伝いの総代さんや、近くのお寺さんとも久しぶりの再会が出来て本当に嬉しかったです。
最終日はお天気に恵まれました!

極楽寺山門

ここは萱葺きの山門が有名です。最終日も観光やお参りの方がたくさん訪れていました。
そして無事に全てのお勤めが終わり住職と執事さんとで記念撮影。ちなみに後ろの木が百日紅です。

住職と

駆け足でしたが高野山・鎌倉と、たくさんの方に再会出来て懐かしさともっと頑張ろうという前向きな気持ちが湧き、良い刺激になりました!
帰りの飛行機では宝石箱をひっくり返したような東京の夜景に見送られ、無事青森に帰ってきました。

東京上空

とてもとても中身の濃い三日間でした。
しかし!!浸っている時間はありません。
あさって火曜日からまた遠くに行って来ます!

高野山開創1200年。

2015-04-12

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて先日、和歌山にある高野山に行ってきました。
お大師さんが開いてから1200年ということで記念の法要があり、それに参加して来ました。
まずは大阪の難波駅から特急こうや号に乗車!特急の本数がそれほど多くないとはいえ、4両編成ですがほぼ満員でした。乗っているお坊さんの多いこと・・・
そして車体のカラーリングも鮮やかな色合いになっていました。以前の昭和な感じはみじんも感じませんが中は昔のままでした。

特急高野号

ガタゴトと揺られること約1時間20分。終着の極楽橋に到着。ここから2両編成のケーブルカーに乗り換えです。4両から2両になるので当然車内はギュウギュウです。山手線のラッシュのような感じで揺られること約5分。

ケーブルカー

そこからさらにバスで10分ほど移動して無事に高野山に到着しました。あいにくのお天気でしたが、しっとりした雰囲気に高野山の奥ゆかしさを感じる事が出来ます。
金剛峰寺もたくさんの参拝の方がおりました。

金剛峰寺

行事自体は写真に収めることが出来なかったので画像がありませんが、650名を超える僧侶が高野山に集い、お勤めをしました。中々出来ない経験です。
しかし浸る事は出来ませんでした。なぜならここから次の場所に移動しなければならなかったのです。
法要が終わり、挨拶が続くなかひとり抜け出し次へと向かいました。高野山の滞在時間4時間弱・・
午後4時過ぎの特急こうや号に乗るため、極楽橋へ。

極楽橋

続く・・・

« Older Entries Newer Entries »
Copyright(c) 2011 Kongoji.com All Rights Reserved.