‘山伏の日々彼是日記’ のページ

清浄(しょうじょう)でありたいと願う日々。

2018-06-27

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

当地はかなり久しぶりに雨が降っております。

雨は何かと嫌われがちですが、「清める」という意味もあり、また五穀豊穣には欠かせない恵みをもたらすもので、見方を変えればこれもまた有難いものと言えます。

 

話は変わって6月の上旬に和歌山の高野山から奈良の大峯山へ、登拝修行に参加して参りました。

お坊さんの集まりの青年会に関わっていた時はおよそ14年間、毎年この入峰(にゅうぶ)修行に参加しておりましたが、ここ最近は中々参加できず、3年ぶりに入峰修行が出来ました。およそ4日間の日程で全国から集まった約30名の青年僧侶と行動を共にしました。

油断すれば危険が迫る非日常の世界。それでもまた身を寄せたくなる魅力のある近畿の山々。清浄(しょうじょう)なその世界に自分は日頃の行いを反省しつつ、現実世界でもっともっと頑張らなければと思いました。

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カミサマという人格者。

2018-06-25

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

昨年の事ですが、村上晶さんという研究者による著書「巫女(ふしゃ)のいる日常」という本が出版されました。村上さんは当時、筑波大学大学院の研究者で津軽のカミサマをテーマに論文を発表され、それが書籍として世に出ました。金剛寺の事についても詳しく記録されております。

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初めてお会いした時、アポなしで来られてとても緊張されていたのをよく覚えています。覚悟を決めてゆかりのないこの地に飛び込んできたという印象でした。

カミサマは記録として残っているものは非常に少なく、巫者がどういう気持ちで活動されているかをしっかり残してほしいという気持ちで自分は協力しました。村上さんは本当に一生懸命研究されていました。

いわゆる「カミサマ」という方は津軽に今ではだいぶ見かけなくなりましたが、それでも口コミで人々の心の拠りどころとして今でも静かに静かに信仰を集めています。

正直、イタコさんやカミサマを口で説明するのはとても難しいです。

自分は小さな頃からイタコさんやカミサマと接する機会が多かったです。祖父に当たる初代住職がそういった巫者の方を導いたり、接する機会が多くまた、巫者の口寄せで「金剛寺でご供養してもらいなさい」、「お祓いしてもらいなさい」と助言をもとにお参りされる方が多かったですし、現在でもそういった方々が日々お参りに訪れます。

そういった生活環境のなかでカミサマ達は特別な存在ではなく身近な「野のカウンセラー」として優しく凛とした方々の印象があります。

皆さんそれぞれに大変な想いや苦労をされてこの道へ進まれた方々です。そういった人格者が悩みや苦しみを抱えた人を救うべく慈悲の気持ちで優しく、時には厳しく導いてくださいます。

求める人も、いわゆる「当たりはずれ」を求めるのではなく「声を聴く」、「ご先祖さまの言葉に触れたい」という方が多いです。これは占いと違うところだと思います。ですからカミサマの言葉を聞く時は自分をよくよく見つめたうえでその心に触れる事をお勧めします。

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これは30年以上昔の金剛寺赤倉道場の山開きでの写真です。

こういった方々の礎があってこそ今の金剛寺があります。

 

そして6月30日深夜1時30分からNHKの番組「ものほん」という番組で金剛寺も少しだけ放送されます。これは2月に東北ローカルで放送されたものですが、女優の壇蜜さんがカミサマを訪ねて当寺にも来られたもので、村上さん同様、覚悟を決めてこの地に飛び込んで「アポなし」で来られ、自分は腰が抜ける思いでしたが、わざわざお越しいただいてとてもうれしかったです。

よろしければご覧ください。

お地蔵さま縁日。

2018-06-24

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

毎月24日はお地蔵さまの縁日です。

そしてこの時期になると各町内にある地蔵講の皆さんがお地蔵さまにお供え物などを供えてお祭りを行います。

昨日(23日)も黒石市内の地蔵講の皆さんと一緒にお経をあげお参りしました。

こういった祭事は年々減ってきているように感じられますが、永く続いて欲しいと願います。そのための協力は何でもしたいと思います。

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永代供養について。

2018-06-22

実は昨年の11月、金剛寺では兼務寺の黒石市・愛宕山地蔵院と共に永代供養のためのお墓、宝篋印塔(ほうきょういんとう)という供養塔を建立致しました。

永代供養とはお寺にご縁のあるすべての御霊、つまり有縁精霊をお寺が代々に渡りご供養を重ねる事で、近年では後継者がいないご家庭の方や様々な事情でお墓を建立する事が出来ない方に注目されているご供養です。

さかのぼる事数年前、お世話になっている地元の葬儀社さんの社長さんから「お寺さんでお墓を作ってほしい」と言われたのが始まりでした。それからも事あるごとにその話をされました。初めのうちは「難しいですよ」とお伝えしていたのですが「困っている人がこれから先出てくる。そんな時にちゃんと受け入れてくれるお寺が必要なんだ」と、社長さんの熱意に押され、その可能性を探りました。

とは言え、新規にお墓を建立する事は想像以上に困難でした。法律や行政の壁に直面しながらも「困っている人のため」のお墓をと、可能性を信じて探し回った結果、何とか出来そうだ。というささやかな手ごたえをつかむ事が出来ました。

すぐさま社長さんにその事を伝えに行きました。社長さんは「ありがとありがと。出来る事は何でも協力するから!」

しかし、それからしばらくして社長さんは突然、永遠の旅に出てしまいました。

自分に対して社長さんからの「遺言」になってしまいました。

その遺言に「両親やお寺、そして他の誰にも負担をかけずに、自分の力でやってみよう」と奔走する事1年半。沢山の方の協力を得ながら昨年の11月に黒石市に小さな供養塔を建立する事が出来ました。

宣伝等は致しておりませんが、お墓のことで悩んでいる方々の一助となれればと考えております。

宝篋印塔正面

 

だいぶご無沙汰致しました・・・

2018-06-22

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

だいぶ更新が滞ってしまいまして、このページをご覧になっている方から「いつ更新されるの?」とお声を頂きました。申し訳ございませんでした・・

そして、いざ更新しようとログインしようとしたところ、パスワードが分からなくなってしまって、また時間がかかりました。今後は更新を心がけてパスワードを忘れないよう気を付けます。

時間の過ぎる速さに戸惑いながら気が付けばもう6月。先日も赤倉の道場で山開きの大祭が行われ、多くの方にお参り頂きました。

まずはその時の様子を掲載いたします。

 

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今年も火性三昧の行が無事に勤められた事、皆さまに心より感謝申し上げます。

そしてホームページも、もっと更新を重ねられるよう心がけますので、今後ともよろしくお願い致します。

金剛寺ギャラリー その2。

2017-11-26

期間中はパフォーマンスや施茶、写経やぬり絵写仏なども行いました。

続きをどうぞ。

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ありがとうございました!!

金剛寺ギャラリー 御礼!

2017-11-26

いつもながら、だいぶご無沙汰してしまいました。

先日の11月3~5日まで常盤のふるさと資料館あすかで開催致しました「金剛寺ギャラリー」も盛況のうちに終える事が出来ました。

三日間で730人を超える人に足を運んで頂きました。

この地で活動する作家さんやお寺を広く知って頂きたいとの思いから始まったこの企画。多くの方に支えられながら何事もなく、明るく楽しく金剛寺らしく、開催出来ました事、心より御礼申し上げます。

一年がかりでしたけど、不安もたくさんあったけれど、本当にやって良かったと思います。

機会があればまた開催したいと思っております。

 

期間中の模様をどうぞ↓

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その2へ続きます。

気が付けば夏の終わり・・・

2017-08-31

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

だいぶご無沙汰致しました。

7月から8月にかけて怒涛の毎日でした。

思えば雪が溶けて桜が咲けば、この地域はとても鮮やかな四季を感じ、気持ちも明るくなります。

何はともあれ健康第一!

季節の変わり目、皆さまお体にご自愛ください。

 

7月から8月にかけて行われた黒石のお寺のお祭り・ねぷた祭り・キャンドル制作・お寺でのパフォーマンスライブをどうぞ。

地蔵院火性三昧

松明

鉄鍬

熱釜

ねぷた

キャンドル

パフォーマンス

では、また。

地蔵院大祭迫る。

2017-07-21

暑い日が続いておりますがいかがおすごしでしょうか。

ねぷたまつりも近づき、夕暮れ空にねぷた囃子の練習する音がどこからともなく聴こえてくると、季節の移り変わりの速さを実感します。

 

さて、来る7月23日、黒石市の地蔵院宵宮祭が厳修されます。

宵宮もまた季節の訪れを告げる風物詩として、皆さんにお参り頂いております。

今年も火性三昧を執り行うべく沢山の方のお力をお借りしながら準備を進めております。

どんな事であれ、継続するという事はとても大変な事です。

先人の想いをリレーのようにつなげていけたらと思っております。

 

夜7時より。どうぞ皆さま、お参り下さいませ。

地蔵院宵宮看板

 

地蔵院本堂

お地蔵さま。

2017-07-05

アジサイの花咲くこの頃、皆さまいかがおすごしでしょうか。

7月に入り暑さも増して夏らしく感じられます。

季節の移ろいは早いですね。

去る6月、黒石の地蔵講のご縁日にお邪魔して、皆さんと一緒にお勤めしました。

地蔵講は各町内に昔からあり、春・秋のお彼岸には大きな数珠を皆で持ちながら練り歩いて、お地蔵さまや村の境の所などで「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えながら数珠を回して、町内の安全を祈るものです。

春になると黒石・田舎館の地蔵講の皆さんが、自分が住職を勤める愛宕山地蔵院に数珠の親玉をとお供え物を持ってお参りに来られ、数珠の祈願をします。

そんな時にいつも耳にするのが高齢化と後継者不足です。そして何をしているかが正しく伝わっていないという事です。これをどう理解してもらえるかを春に皆さんとお話ししていて、その一環としてご縁日には皆さんの所に足を運んで一緒にお勤めしたり、愛宕山の地元の講では一緒に数珠まわしに参加しています。

自分にとってこれは昔々の「布教」の原点なのではないかと思っています。布教と言っても、自分の宗派を押し付けるのではなくて、こういう風習をどう継続していくか。そのために自分に何が出来るかという事です。情報ばかり溢れる世の中でリアルをどう作っていけるか。それは一人ひとりとつながっていく他に方法はないと思います。

 

過去・現在・未来。リレーのバトンのようなものです。未来にバトンを渡せるように全力で走らないといけないですね。

数珠親玉

数珠玉↑

数珠まわし

町内の安全を願う春の数珠まわし↑

地蔵講縁日2

お地蔵さま縁日↑

地蔵講縁日1

お勤め後に地蔵講の皆さんと↑

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