‘山伏の日々彼是日記’ のページ

長く短い夏。

2018-08-06

皆さまいかがお過ごしでしょうか。
更新が遅れましたが、その後7月31日に無事、深浦・円覚寺のご開帳も終わりました。そのまま夜からねぷた期間に突入しました。家のお仕事もそのままに現在に至っております。

津軽の夏は長くて短いです。始まるとあっという間ですが、その夏を惜しむかのようにねぷたの囃子があちこちで聴かれます。

日々多くの事で喜怒哀楽を経験します。夏は特にそれを感じ、ねぷたでもまたそうです。みんなで喜怒哀楽を共にしながら乗り越えていかなければならない。泥臭いけれどそれがまた人間らしく清らかなものなのかも知れません。
何はともあれ、先ずは健康第一で日々過ごしましょう。

深浦からねぷたまでの日々がこちら。
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平成30年地蔵院夏季大祭の御礼。

2018-07-24

皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私は、広島から帰ってからもバタバタと過ごしておりました。
そんな中で、去る7月23日、地蔵院夏季大祭宵宮・火性三昧法会が執り行われました。
朝、目が覚めると外はシトシトと雨が降っていて、自分の日頃の行いの悪さよ・・とうなだれる間もなく準備に追われているうちに雨もあがりました。
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午後からはキャンドル制作体験会をして多くの方に楽しんで頂きました。
そして夕方には笛奏者・ヒロマサさんによる演奏会が始まり、境内には穏やかな音色が響き渡りました。
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そして日が暮れいよいよ三昧の始まり。
例年通り、緊張感の漂う中、行者さんたちにより粛々と行が行われ、皆さんの家内の安全・身体の健康を一心に祈願致しました。
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そして最後には参拝者の方々が自身の行として火渡りをされました。
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夜の火性三昧は地蔵院だけの独特な風景ですが、黒石の方々初め、行者さん、ご参拝頂く皆さんと、非常に多くの方に支えられて今年も厳修することが出来ました事、ここに厚く御礼申し上げます。
これからもずっと、この風景が続いていけますよう頑張りますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

自分は明日からまた深浦・円覚寺のご開帳にお手伝いに行ってまいります。
暑い日が続いておりますが、皆さまどうぞお体ご自愛ください。

広島から帰ってきました。つづき

2018-07-22

向かった先は白華寺というお寺で、向かう途中はまだ手付かずの状態でした。

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前日同様石段が多く、作業は上り下りの繰り返しでした。

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炎天下、こちらも休憩と水分を採りながら人海戦術で倒木や土を運び出しました。

限られた時間でしたが、共に作業した仲間たちと色々なことを考え、議論しました。

地区によってはまだまだこれからの所もあり、また必要な物も日々刻々変わります。

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日常の生活の中で、少しでもこういった状況を想い行動するだけで、変わることもあります。小さな力も、皆でそれを合わせていけば、大きな力になる。短い時間でしたけれど実感しました。

津軽からは遠い広島の地ですが、これからも自分なりに出来ることを考えたいと思いました。

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広島から帰ってきました。

2018-07-21

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

先日深浦から戻りそのまま広島へ向かいました。以前から申しました通り、仲間と共に、先ずは行動をしようという気持ちで行ってきました。ただ、やみくもに行くのではなく、タイミングや現地の仲間との調整、自身の各自の自己責任を踏まえて行ってきました。

行きの飛行機から見える空がとても印象的でした。

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その日は大阪から岡山まで行き一泊。翌日に香川と鳥取の後輩2人と合流して先ず総社市の先輩のお寺にお見舞いに伺いました。先輩のお寺は幸いなことに被害もなく、ご親戚の方に数日前まで避難所としてお寺を提供されていたそうです。

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その後広島県の海田町にある真言寺院・大師寺さんで現地の仲間と合流して、流れてきた泥などの除去作業のお手伝いをしました。

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石段の多い小高い山の中にあるお寺で、土を運び出すのもここを上り下りしなければならず、更に連日の猛暑、10分動いては10分休むという大変な状況でしたが、十数名の仲間たちと智恵を絞りながら人海戦術でバケツリレーの要領でふもとまで運びました。

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限られた時間でしたが、現地の状況を重く感じました。

作業終了後、後輩のお寺がある呉に移動。交通渋滞がすさまじくおよそ18キロの道のりを1時間30分程かけて到着。翌日の作業場所と作業内容を確認しました。

翌日には、熊本や山口兵庫から駆け付けた仲間と合流し現地へ移動しました。

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熊本の後輩は熊本地震の経験を踏まえトラックにありったけの物資を載せ夜通しの移動でした。頭が下がる思いです。

お寺から移動する事およそ30分。豪雨の爪痕が生々しく残る山道を行った所にある真言寺院に到着しました。

つづく。

円覚寺ご本尊ご開帳。

2018-07-17

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今日、7月17日から31日まで、深浦にある円覚寺さんのご本尊、十一面観音さんが三十三年ぶりにご開帳されます。

自分も、昨日から先ほどまでお手伝いに行っておりました。

昨日は午前10時から稚児行列があり、それはそれは賑わっておりました。

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子供さんはおよそ百人ほどでしょうか。しかし同行するお父さんお母さんが加わり物凄い人数になりました。大人に隠れてしまってお稚児さんの姿が見えないくらいです。

およそ1時間の行列。お稚児さん達もよく頑張りました!

そしてよるは宵宮で賑わい、今日は午前9時からご開帳の法要が厳修されました。

今日はあいにくの雨でしたが、それでも多くの方にお参り頂いておりました。

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港町深浦、昔から漁師さんはじめ海に関わる人や地域の人を見守ってきた観音さま。自分も手を合わせましたが、それはそれは美しいお姿でした。

皆さまもこの機会にぜひお参り下さい。

これから自分は広島に向かいますが、その様々な思いも観音さまに託しました。

かけがえのない日常の積み重ね。もっともっと頑張らなければいけないなと感じました。

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行ってきます。

磨けば光る、何事も。

2018-07-15

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今日は早朝から地区の神社のお祭りの旗揚げや宵宮での獅子踊り奉納、その合間に黒石の愛宕山地蔵院の草刈り・仏器磨きなど盛りだくさんな一日でした。

でも、その間多くの方にお手伝い頂きました。感謝感謝です。

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おかげさまでピカピカです。

そして明日からはさらに色々続きます。夜は深浦に入り円覚寺さんの33年に一度のご本尊観世音菩薩さまの御開帳がいよいよ始まります。

自分は小学生の頃、父に連れられて前回の御開帳に行きました。ご本尊の記憶はありませんが、人であふれていた印象があります。

16・17日と法要に参加し、その後およそ2週間行ったり来たりで参加します。

まずは明日から17日まで行ってきます。ちなみに昨年の円覚寺の様子がこちら。

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ご縁に感謝です。

そしてその合間、愛宕山の大祭直前ではありますが、18日から20日まで広島に行く事にしました。何が出来るという事ではありませんが行ってきます。急きょですし、お祭り直前だし、ねぷた制作もありますが、多くの方にご迷惑をおかけするのを承知でお時間を頂きました。

今までの経験同様、自己責任です。全国の仲間と行動を共にしますが、これは命令されるものでもなく強要するものでもありません。おのおのが覚悟を決めて関わるという事です。でなければ身動きがとれません。

答えはありませんが自分はこの道を進もうと思います。

とりえの無い自分・・もっともっと自分を磨かなければいけないと感じるこの頃です。

道は行くなり。

2018-07-13

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

暑い日が続いております。テレビでは西日本の水害の状況が映し出されています。一週間が過ぎても、まだまだ全容がつかめない、そんな状況にもどかしさをつのらせてしまいます。

 

昔、師匠から頂いた扇がありまして、それがこちら。

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吾山に ながれてやまぬ 山みずの やみがたくして 道はゆくなり

という詩が書かれています。

山みずと行者を重ねた、自分にとって大切な詩です。

師匠は常々「行者たるもの」という心構えを学びました。

 

人は日々、迷い悩み不安を抱えながら生きているのだと思います。

何が出来るか、それは永遠の課題なのでしょう。数々の失敗を重ねながらも、留まらずにこの先も道を流れていきたいです。

変らないこと、変り続けること。

2018-07-11

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

昨日、五所川原市にある大善院というお寺の宵宮があり行ってきました。

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どっしりと構えた、とても立派な本堂です。

この大善院、私の祖父の実家、いわゆる「本家」にあたるお寺です。祖父はここの八男坊でした。僧侶となり戦争を経て今の地にお寺を構えるに至りました。激動の時代をたくましく生きたおじいちゃんでした。若い頃の写真がありました。

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前の一番左のスーツ姿がそうです。若い!

他にも昔の写真が沢山ありました。どれもその時代の息吹が伝わってくる写真でした。大善院は昔、広く信仰を集め、一般の方はもとよりイタコさんやカミサマを育て免状を授けるほどの、地域の民間信仰に対してとても影響力のあるお寺でした。

自分が小さい頃、おじいちゃんと父と一緒に大善院の大祭について行ってました。それはそれは賑わいがあり、出店も通りにズラーーーっと並んでいました。自分はそれがとても楽しみでした。

そして時代は変わり・・

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4軒でした。ノスタルジーな気分になってしまいます。

でも、お勤め時には信徒さん達が多数お参りにいらして、変わらず賑わいを見ることが出来ました。

活気というものは「いきもの」でとても魅力的なものです。でもこれを継続させるのは並大抵の事ではありません。

時代の変化の中・社会の変化の中で、心のよりどころとして「変らない」信心を受けるために「変わり続け」なければならないのだと思います。どの世界でも言えることですが、伝統と革新の両輪あっての文化なのだと思います。

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自分、いろんな人を見習ってもっともっと頑張らないと!

今何が出来るか。

2018-07-09

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

ご存知の通り、先日の西日本豪雨災害について、心よりお見舞い申し上げます。

先輩や後輩が広島や岡山におりまして、先ずは無事だという事でした。

テレビでは主だったところが集中的に映し出されておりますが、映し出されていない至る所で大変な状況だそうです。思いもよらないその状況に、皆さんとても不安な気持ちでいらっしゃると思います。

各地にいる僧侶仲間のグループLINEでそれぞれに情報を集め、今は何よりもまず水が必要だとの事でした。第一弾として熊本からトラックで水や食料、おむつや生理用品などを積んで尾道へ出発したそうです。

自分も宅配可能かどうか宅急便に問い合わせ、地区によって大丈夫だとの情報を得て、野菜ジュースとリンゴジュースを尾道と総社市のお寺に数ケースずつ託しました。

 

東日本や熊本の震災の時に感じたことは、「必要なものは刻々変わる」ということです。情報を基によくよく考え、たとえ小さくとも自分に出来ることを行動に移すということを肌で感じました。

日ごろ僧侶として多くの方に支えられている自分として「今何が出来るか」は常に考えなければならないと思います。

津軽から遠く離れた所ですが同じ空の下、皆でこの困難を乗り越えていきたいです。

金剛寺のポリシー。

2018-07-08

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

テレビにて西日本を中心に大雨によるの被害の爪痕の凄まじさに、ただただ祈るばかりです。そして自分の絶望的な無力感にかられます。

振り返れば日本は常に災害と隣り合わせです。自分は何が出来るのか。常に付きまとう問いです。このことは常に心掛けなければいけないと思っております。

これといったとりえもありません。そんな中で日々行者として生かされている自分です。困っている人に向き合うという事を忘れてしまったら、自分の存在意義を問われます。無力である自分が多くの人と関わる事で大きな力が生まれて生かされてくるのだと思います。

その根源には「無心」という心が必要だと思います。心が無いという事ではありません。一生懸命走り続けるという事です。

金剛寺の存在もまた同じです。

いくら着飾ったり取り繕ったりしても心の奥底に「利」を求める気持ちがあれば、どこかで透けて見えてしまいます。しても・されても「モヤモヤ」しか残りません。

人は本当に一大事の時、言葉ではなくシグナルをどこかで出しています。それを感じとる事出来るかどうか。この事を家族一同とてもとても大切にしています。

言葉に表すのはとても難しいのですが、それが金剛寺の「ポリシー」なのだと思います。

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