‘山伏の日々彼是日記’ のページ

お彼岸が過ぎ金剛寺ギャラリー準備へ。

2019-09-27

皆さまいかがお過ごしでしょうか。
秋彼岸も穏やかに過ぎて行きました。

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津軽平野もすっかり秋の装いです。
永代供養墓、宝篋印塔も多くの方にお参り頂いたようで沢山のお花が供えられておりました。

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そして今年も開催する運びとなりました金剛地ギャラリー。
遅まきながら動き出しております。
先日、打ち合わせのため仏師さん宅へ行ってきました。
今回は「箔薬師」という、昔々京都のお寺ではお薬師さまに金箔を貼って身体健全・病封じを願ったとされる仏さまに習い、ギャラリーで希望者に小さな金箔をお薬師さんに貼って頂こうという計画を冬に立てました。
この度そのお薬師さまが完成したとの事で早速拝顔。

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穏やかで優しいお顔立ちです。
頭が良くなりたい方はお顔へ、健康でありたい方は体へ。皆さんに彩って頂けたら有難いです。

これとは別にお札の原板も完成したとの事でそちらも。
実は金剛寺で授与致しております「赤帯札」の中に納められている五大尊という仏さまの版も古くなり、新たにサイズや仏さまの版も新調しようと夏に仏師さんと話を進めておりました。
さっそく。

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凄いの一言です。
お札が完成した際には秘仏として中に納められるので拝顔する事は出来ませんが、原版や刷り上がりは披露・展示したいと考えております。

11月2・3・4日に藤崎町常盤にあるふるさと展示資料館あすかにて金剛寺ギャラリーを開催致します。
追ってお知らせ致しますので、皆さまのご来場を心よりお待ち致しております。
では。

台風一過。

2019-09-24

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

先日来、台風が日本海を通って青森へ直撃するのではないかという予報が出てとても気を揉みました。
ニュースなどでは過去に大きな被害をもたらした19号台風、いわゆる「りんご台風」と同じコースをたどりそうだと報じられて、どうなる事かと思いましたが、幸いにも温帯低気圧に変わり勢力がだいぶ弱まったおかげで、大きな被害も無く過ぎ去りました。
23日が通過のただ中という事でしたが、折しもちょうどその日はつがる市木造にある弘法寺さんの大祭の日でしかも「火性三昧」でした。前日からの雨でしたが朝には奇跡的に雨も止み、風も弱く滞りなく厳修されました。

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午前11時より弘法寺境内で始まりました。

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そして沢山のお参りの方に見守られながら修行は進んで行きました。

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クライマックスの熱釜の行のあたりから小雨が降り出しましたが、何とか無事に終える事が出来ました。
今年はどこのお寺の行事でも雨の心配に悩まされた気がします。

そして今日、9月24日は弘前市の愛宕山橋雲寺の柴灯護摩・火渡りでした。

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台風一過、快晴の秋晴れでした。ここは小高い山の上にあるので弘前市が一望出来ます。画像は取り忘れましたが・・・

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おもむきがあります。

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火渡りの炭も立派です!
画像はありませんが、滞りなく勤められました。
板柳町のお寺さんのご老僧が柴灯護摩・火渡りの要のお勤めをしました。大祇師(だいぎし)。分かりやすく言えば「お導師さん」です。現状では津軽でこの方の右に出るものはいない存在です。最後の火渡りは赤々と起こる炭の上をわら草履で渡ります。これは我々は勿論、参拝者の修行でもあります。
皆さんが一通り渡られた後、ボソッと一言「火、ぬるいな」とささやきかけてくれました。実際は熱いです!!
ただ、その時々によって火力というものは違うので、今日のはそれに比べればという事です。続けて「こういう時が一番怖いんだ。油断するから」と。確かに!
三昧での松明・鉄火・熱釜の行もまさにそうです。日々の生活でも同じく「油断」が一番怖いです。
90歳に近づくご老僧の一言一言が重みを感じます。

大祭というものはご本尊さまを拠りどころに、お参り頂く方々に支えられて成り立つものです。特にご祈祷寺という存在はその「信徒さん」によって支えられております。

ちょうど愛宕山でお勤めが始まろうかという時に、当寺の信徒さんの突然の訃報が入りました。60代で日頃お寺にご尽力頂いていた女性の方で、7月には赤倉から「鬼の土俵」を目指して一緒に登拝されるなど、まだまだこれからの方でした。

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登拝した際、山深くで咲いていたシャクナゲの花が印象的でした。

信徒さんとの繋がりは「一期一会」です。ご祈祷寺の宿命です。
本当に沢山の方に支えられているなぁと、改めて感じました。
護り広める行者、支えて下さる方々、それぞれが繋がり広がってこそ出来るお寺のお祭り。
いついつの世までも続いてほしい光景です。

もっと頑張らなきゃ。
では。

千葉県にて。

2019-09-20

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

先日の台風通過による千葉県の状況について、その後もずっと気になっていました。
千葉にいる仲間のお寺の状況を聞けば、4日ほどたってやっと電気と水道が復旧したとの事でした。
物資等は足りているとの事でしたが、1週間を経てお見舞い兼ねて伺う事にしました。
当初は車でと思ったのですが、物資は必要ないとの事で飛行機で羽田空港まで。浜松町からバス移動。

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東京は普段通りの様子。
スカイツリーを横目に千葉県へ。

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成田市を越え千葉県北部、神崎町へ。利根川をはさんで向こうは茨城県です。

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その日はお世話になっている神崎寺の皆さんにお世話になりました。
台風の恐怖を感じながら、やがて停電。電気・水が無い上にその後の暑さが追い打ちをかけて大変な思いをされたそうです。
そしてお寺の今後の事や近況など、話は尽きず夜が更けていきました。
ご家族に感謝。

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翌18日、お寺を後にして住職と千葉を南下しました。お寺を出た時は晴れでしたが、すぐに薄曇りになり次第に雨。途中、君津付近の高速道路サービスエリアでは電話の充電が出来るようにと施してありました。横には飲料用の水道ホースも同様に施してありました。

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と、そこから近くで真言宗の他派のお寺仲間達が、お寺の復旧作業のお手伝いをしているという事で急きょ向かいました。真言宗智山派のお寺で山の中に佇んでいる古刹です。

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倒木なども多く被害は甚大です。水も電気も未だきていないとの事でした。
お見舞を託してその場を離れようとした時です。見覚えのある方が声をかけてきました。
岩手での震災復旧支援などを共にした方でした。

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ご子息と共に参加されておりました。
ここで会うという不思議にご縁を感じざるにはいられませんでした。

お坊さんとはこういう時にこそ動くもの。
師匠が震災の時におっしゃった言葉。その言葉が鮮やかによみがえってきました。

そこからさらに南下して南端の館山まで。

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土砂降りになり、伺ったお寺もご不在で結局戻る事にしました。
神崎から館山まで長い道のりでしたが、行くところどこも台風の爪痕すさまじく、メディアでは伝わってこない情景が重く迫ってきました。
その後、お世話になった住職とお別れしてその日は東京に一泊。

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別世界です。違う国にいるようです。
海を挟んだ隣の千葉が遠くの出来事のような、そんな感覚です。
翌日は鎌倉へ。

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京急・JR横須賀線・江ノ電を乗り継いで極楽寺へ。

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こちらも台風の影響が凄かったそうですが、幸い大事には至らなかったとの事でした。

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極楽寺の猫もお出迎えしてくれました。

駆け足の旅でしたが、今回の台風によって被災された地域の方々は必至で生活を取り戻そうと頑張っている姿、そして家族の絆が印象的でした。思う人がいるという事はとても大切な事だと実感しました。

忘れてならないのは未だ苦しんでいる人がいるという事。
自分に何出来るという訳でもないですが、無関心が怖いと思いました。
今回の台風に限らず、災害に不運にも見舞われてしまった時に、世の中はどんどん先へ進み、他方当事者は置いて行かれている・忘れられていく。そういう状況が一番怖い事だと強く感じました。

役には立てないかもしれないけれど、自分なりにこれからも関わって行きたい。
そう確信しました。

県下獅子踊り大会。

2019-09-13

皆さまいかがお過ごしでしょうか。
ここ数日めっきり涼しくなってきました。
徐々に秋めくこの頃です。

そんな中、猿賀神社十五夜大祭にて県下獅子踊り大会が開催されました。
山の神である岩木山神社ではお山参詣。
里の神である猿賀神社では獅子踊り。

歴史をたどると真言系寺院であった岩木山神社では山伏が峰入りという修行が伝統行事として人々に愛され「お山参詣」として今に続き、天台系寺院であった猿賀神社では同じく山伏が国土安穏・五穀豊穣を祈る「獅子踊り」を伝えたという。それぞれが後に人々に愛され今に続くといった所でしょうか。

毎年の事ながら練習を重ねました。少年チームと大人チームの2組参加です。大人チームは中々メンバーの日程が合わずほぼぶっつけ本番でした。
そんな中、少年チームはコツコツと練習に励みました。

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そして迎えた9月12日の大会当日。盛美園で開会式です。メンバーも心なしかソワソワ。

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式中に雨がこぼれてきましたが何とかしのいで天気も持ち直してくれました。
そのまま神社へ。

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9時頃から大会が始まりです。今大会は全22組の参加。昔から比べればだいぶ減りました。

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それでもさすがは猿賀神社の大祭。賑わいに心も踊ります。

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各チーム、日ごろの練習の成果を披露して大会はさらに賑わいを増します。
そして我が少年チーム!7番目に踊りました。

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少年チームの一心に踊るその姿に皆目頭が熱くなりました。
何はともあれ15分間の踊りを終えてひと段落。大人チームは17番目なのでしばし休息・・・

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しかしここから大人チームは踊りの合わせです。メンバーも混成です。本来、踊るメンバーはその時々で固定されているので、役回りや踊りのタイミングなど、皆違うのです。仏教でいう「口伝(くでん)」とでもいうような、教えられ方は代々で微妙に違います。
そろったメンバーで踊りながら細部の確認をして本番に臨みました。
賞うんぬんというより、踊りを楽しく踊って皆さんに披露するといった感覚でした。
スタミナのない自分は皆に迷惑をかけないようにと必死でした。
画像はありません。あしからず・・・

そうして全組の演舞が終わり表彰式。
サクサクと発表が続き、いよいよ優勝チーム(神賞)の発表!
「少年の部、神賞・八幡崎組」
!!!一同「えーっつ!!!」と本当に驚きでした。
獅子は鹿獅子と熊獅子という二つの系統があり、大人組はそれぞれ鹿・熊の神賞があるのですが、少年組にそれはなくひとつの神賞を争います。踊りの内容・性質がだいぶ異なり、ながらく鹿獅子の独壇場でした。そんな中での神賞は言葉に表せないほどの驚きと喜びでした!八幡崎としては17年ぶりくらいの入賞だそうです。当然自分は知らない時代の事です。
ちなみに大人チームは賞は逃しましたが、それでも自分なりに全力で踊れた事に感謝と嬉しさでいっぱいでした!

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集会所に戻って皆で大会の踊りを鑑賞。
我が父からはお寿司の差し入れを。それこそ皆お祭り騒ぎです。

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何度も何度も観ました。
そして燦然と輝く優勝旗が誇らしいです!

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最後に少年チームにケーキでお祝い。

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忘れられない一日になりました。

伝統芸能はどこの団体も後継者育成という壁に向き合っています。そんな中で子供たちが、自分の意志でそれに参加する。当たり前の事では決してありません。
大人はその環境づくりに真剣に取り組まなくては伝統芸能の未来はありません。

では。

ミョウガ池。

2019-09-06

皆さまいかがお過ごしでしょうか。
季節の変わり目に差し掛かっておりますが、しばらくは暑い日が続くようです。

そんな中、庭のミョウガが採れました。
外の水場はさながらミョウガ池となっております。

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こつ然と現れこつ然と消える金剛寺のミョウガ池

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秋近し。
では。

岩木山登拝修行。

2019-09-05

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
去る9月3日に岩木山に登ってきました。

全国の行者仲間で毎年各地域の霊山巡りをする会がありまして、少人数の会なのですが、自分も参加しております。今回は自分が幹事となり、北海道・東京・神奈川・三重・奈良・和歌山・徳島から、総勢14名での修行となりました。
各地で日々のお勤めの他、こうして各地の山々を巡る、いわば「ゴリゴリの山伏さん」達なのです。
午前9時、岩木山神社で御法楽の後、記念撮影。

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神社横の参道入り口に看板が。

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よく見ると・・

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坊主コロバシ・・・何とも言えない響き・・
この地域では「行者」という言葉になじみが無かったのかも知れません。奈良の山などでは「行者返し」などがありますが、いわばそういった人でも油断出来ない危険な箇所だよ。という事を表しているのだと思います。
およそ4時間の登拝修行がスタートしました。
自分は幼い頃に赤倉側から山頂まで何度か登った事がありましたが、こちらのルートは初めてでした。

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意気揚々とスタートしたのもつかの間、暑さを感じながら徐々にこう配がかかってきました。岩木山は一般的な山と違い単独峰で、しかもくねくねと登らずに割と真っすぐに道が続きます。
そして山上も下界も見えない森の中を黙々と進む中で、皆一様に疲労の色が濃くなってきました。
このままではまずいのでペースを落とし、小休止を繰り返しながら少しずつ歩みを進めました。

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そして進む事3時間。やっと景色が開けた所まで来ました。幸い前週にお山参詣があり道が整備されていて、少し広めに刈られていたその場所でお昼休憩を取りました。

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自然と体がほぐれホッと一息といった所でした。
しかし上を見ると・・

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まだまだ!!
時間もオーバー気味です。でも無理なくゆっくり行こうと、気持ちに余裕を持たせながら、また山道を進みます。

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道も岩場や急斜面になり、岩木山の本領発揮といった所です。こういう道になると「行者心」をくすぐりテンションがあがるというものです。
進む事1時間。1,340メートル付近の錫杖清水という所まで来ました。
また水がこんこんと流れだしている場所で付近には沢があり、こんな山上で水が豊富にあるという事に驚きでした。その写真は取り忘れました。
そこから見た山上と下界はこちら。

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何とかここまで来たといった所です。
この辺りから雲がかかり、じっとしていると寒いくらいでした。
そこから種蒔苗代を越え・・

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1時間かけてやっと!!皆無事に、雲に覆われた山頂へ到着しました。

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天空の聖地とでも言うべき岩木山山頂。さっそく御法楽。

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道中の無事に感謝のお勤めを捧げました。
そして記念撮影。

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皆とても清々しいです。
修験道というか、山伏の良いところは、大自然という「恐れの世界」、また世の中という曼荼羅世界に自ら飛び込む。という事だと思います。「自分」という存在が自然に表れます。言葉に表すのはとても難しいですが、常に挑み続けなくてはならないという所に非常に魅力を感じます。究極「生き方」なのです。
優れている劣っているという事は別にして、その道を進む仲間と共に響きあうという事は、とても幸せな事です。裏がありません。

そろそろ降りようかといった頃、雲がサーっと切れ下界が現れました。

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その神々しさに、今回のご褒美を頂いたような、そんな登拝修行でした。
ではまた。

ねぷたに捧げた夏。

2019-09-05

皆さまいかがお過ごしでしょうか。
7月よりブログの更新がだいぶ滞ってしまいました。
この夏はお寺のお勤め・黒石のお寺の火性三昧の他、地元のねぷた会の会長も務めまして、日々格闘しておりました。
お陰様で無事にねぷたも終える事が出来ました。そしてお盆突入で自分のお寺のお勤めと併せ名古屋の親戚のお寺へ。
からのパフォーマンスライブもあり、日々は長く感じましたが振り返ればあっという間の夏でした。長く短い夏ですね。

この夏の出来事をダイジェストでどうぞ↓

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7月23日 黒石の愛宕山地蔵院での火性三昧。

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ねぷたにて。

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前ねぷたですが6年ぶりに父も筆を執りました!

そして最終日にはサプライズで感謝状とケーキを頂きました。

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名古屋でのお盆。連日の猛暑で、熱中症にならないように気を付けながら何とか乗り切りました。

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名古屋の親戚のお寺の皆さんと。

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今年も咲いた金剛寺の蓮とパフォーマンスライブ

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パフォーマンスライブには沢山の方にお越し頂きました。

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やっと落ち着いた頃、7年ほど前に京都で開催した真言宗のお坊さんの行事で大変お世話になった神奈川のお寺さんがお参りに来て下さいました。
それはそれはビックリしましたけど、本当にうれしい瞬間でした。

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人生は一期一会。
毎日本当に色んな事があるけれど、だからこそ面白い。

なるべくブログも更新していきますので。
では。

地蔵講縁日。

2019-06-24

皆さまいかがお過ごしでしょうか。
6月は思ったよりも涼しい日が続き、過ごしやすさを感じております。

そんな中、去る6月23日に黒石のとある地蔵講の縁日でお勤めをして参りました。こちらの地区の方は毎年お声掛け下さっており、今年も皆さんと一緒に勤めました。
薄曇りの中、午後3時からという事で向かったのですが到着の頃になって小雨がぱらぱらと・・
しかしながら最初だけで後はお天気に助けられ、「雨男」と言われずに済みました!
「雨は清浄(清らかにする)という意味もあるのですよ」などと苦し紛れに言いながら、皆さんと楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
皆さんいつまでもお元気で!

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では。

赤倉道場山開き法会 御礼。

2019-06-17

皆さまいかがお過ごしでしょうか。
去る6月16日(第三日曜日)午前11時より、第59回 金剛寺赤倉道場山開き法会が執り行われました。
当日の予報はどれもみな雨と発表されていたので、どうなる事かと気を揉みましたが、火性(生)三昧を厳修している間は雨も降らずに待っていてくれたようで、終わってからザーザーと降りました。赤倉の大祭は今まで雨で中止になったことが無く、これも何かに守られたという事なのでしょうか、ありがたい限りです。

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有志による登山囃子奉納の後に三昧が始まりました。

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沢山の行者さんで道場は所せましです。ただ、行者さんはその道場の中で動くタイミング・通ってはいけないところ・火の位置などなど細かい所に気を配りながらそれぞれが動きます。危険な行なので必然ですが、誰でも・自由にとはいきません。細かな作法があります。それは各々が口に出さなくても、目線で合図しあえるような密な行者関係であればこそだと思います。

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願文を奉じて皆さんの家内の安全や身体の健全などを祈念します。
柴燈護摩の後、火性三昧が行われます。火渡りなどの火生三昧は全国で行われておりますが、ここ津軽において他の地域にはない作法が多く、独特な三昧なのです。
細かい行の説明については過去にも説明しておりますので割愛します。

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松明の行。

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熱釜の行。

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火渡りの行。
火渡りは他の地域と違って炭火の上を歩むので絶対にわら草履を履いて頂きます。
終盤の火渡りの頃から雨が降り出しました。よくここまで持ちこたえてくれたといったところでした。

この行はこの地でこの環境でこの雰囲気で行うからこそのものだと思います。
この先もずっと続いていけるように頑張ります。
では。

行者感。

2019-06-09

皆さまいかがお過ごしでしょうか。
山開き大祭もあと一週間と迫ってきましたが、今日もまた慌ただしく過ごしておりました。

そんな中、ふと写真が出てきて多分16.7年くらい前でしょうか。若すぎて恥ずかしすぎるのですが・・・

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この頃からずっと行者感が漂っています。
そして今日も青森のお寺さんの火まつりでした。

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変わらずこうして今も一生懸命に励むことが出来るって本当に幸せだなぁとしみじみ感じました。
そして家に戻ると注文していた夏用の七條袈裟が届いていました。

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七條袈裟は特別な法要や葬儀等で着るもので、普段はあまり使いませんが、必須な袈裟でもあります。冬用はあったのですが、夏用はありませんでした。
衣は高いので一つずつ、褊衫如法衣(へんざんにょほうえ)から夏・冬五條袈裟、夏・冬素絹(そけん)から、修験衣体(しゅげんえたい)の山袴(やまばかま)、結袈裟(ゆいげさ)などなど・・・と数えればキリなく必要なものがあります。一気にそろえる事はまず無理です。
時間をかけてコツコツ揃えてこの度念願の自分用の夏七條を持つ事が出来ました。
一生ものの法衣です。大切にお勤めで着ます。
ではまた。

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