‘お知らせ’ のページ
金剛寺御守ステッカー完成。
先日、交通安全ステッカーを制作しましたがその際、皆さんから「お寺の名が入ったステッカーが欲しいです」との声を多数頂きました。
それを受けましてこの度「金剛寺 御守ステッカー」として、制作しました。
ご志納料 1体 500円にて頒布致します。
金剛寺の紋(ロゴ)として皆さんに知って頂けましたら幸いです。
永代供養墓 宝篋印塔(ほうきょういんとう)
金剛寺では兼務寺の黒石市・愛宕山地蔵院と共に永代供養のためのお墓、宝篋印塔(ほうきょういんとう)という供養塔を建立致しました。
永代供養とはお寺にご縁のあるすべての御霊、つまり有縁精霊をお寺が代々に渡りご供養を重ねる事で、近年では後継者がいないご家庭の方や様々なご事情でお墓を建立する事が出来ない等のご相談を受ける機会が非常に多く、当寺としてもその声に出来る限りお応え致したいと数年がかりで建立に至った次第です。
とは言え、現在では他のご寺院さまでも永代供養墓を建立されており、形式も様々あります。ですから供養をお考えの際はまず、それぞれのご供養の内容をよくよくご覧頂き、そのうえでご自分の望まれる形に合ったご寺院の供養を選ばれることをお勧め致します。ですからご不明な点がありましたらその都度ご確認下さい。
先ずは皆さまが安心してご供養される事が第一だと思います。
当寺院の永代供養墓・宝篋印塔につきましても、皆さまに安心してご供養頂けることを第一に考え建立致しました。お悩みの方はお話のみでも構いませんのでお問い合わせください。
宣伝等は致しておりませんが、お墓のことで悩んでいる方々の一助となれればと考えております。
第2回 金剛寺ギャラリー開催決定。
第2回金剛寺ギャラリー
本年11月2.3.4日、開催する事が決まりました。
昨年、ギャラリー終了後に絵師の八嶋さんが「こうゆう事は続ける事が大事だ。そのためのお金もとても大事だ。だから皆んなから協力してもらえるように協賛箱作ったからこれ使って!」と、お手製の協賛金募金箱を寄贈して下さいました。以来本堂に設置して、先日の山開きにも持って行きました。
その協賛金を基に藤崎町常盤の資料館あすかに施設使用料を納め、開催確定となりました。
これはご協賛頂いた方々による開催であり、金剛寺ギャラリーを皆さんが開催するという事だと思います。先ずは皆さまに心より感謝申し上げますm(_ _)m
新・交通安全ステッカー
先日、新しい交通安全のステッカーが完成しました。
昨今は交通安全ステッカーは貼られない傾向にあり、これは何故かなとずっと考えておりました。
そんな中で自転車ブームもあり、これならばと思ってもらえるような交通安全のお守りはどんなものかと考え制作しました。
岩木山のふもと、雲に覆われている赤倉の鳥居をシンボルに、皆さんの交通安全を祈願します。
金剛寺ギャラリー開催
来る平成29年11月3(祝)~5(日)の三日間、藤崎町常盤のふるさと資料館あすかにて、金剛寺ギャラリーを開催いたします。
いながらにして金剛寺の歴史と雰囲気が伝わるような、そんな内容にするべく只今準備中です。
初めての試みですので分からない事だらけですが、皆さまのご来場をお待ち致しております。
第55回 金剛寺赤倉道場山開き法会。
来る6月21日(第三日曜日)岩木山ろく金剛寺赤倉道場にて山開き法会を厳修致します。
皆さまのご参拝をお待ち致しております。
尚、駐車場等が限られており、混雑が予想されます。大変ご不便をおかけ致しますが、ご了承頂きますようお願い申し上げます。
カーナビゲーションで来られる場合、「弘前市大森勝山730」と入力するとNTT無線中継所付近が表示されると思います。そこを通過して福祉施設も越え、さらに大石神社の横を通る道を進み、砂利道を行くと金剛寺があります。
2月25日 午前11時より 開運厄除け星祭り祈祷会厳修
当寺では毎年二月二十五日午前十一時より開運厄除け星祭り祈祷法会を厳修致しております。
お申し込みにつきましてはご信者の皆さまにお配り致しました帳面に記載のうえ、一月末頃までにお申し込みください。
詳しくは当寺までお問い合わせください。
金剛寺報 第5号
火性三昧特集
修行について ─実修実証─
よく修行について質問されます。「何年修行したのですか」とか「修行大変だったでしょう」と聞かれます。
私の場合、京都のお寺で師匠に学び、また僧侶の養成学校で一年間修行を積んで僧侶の資格を得ました。京都で十年間いろんな方に出会って多くを学び今の基礎が出来た気がします。
ただ、私が感じたのはその十年間はとても幸せな日々だという事でした。自分のお寺に帰ってきてからの方がはるかに大変です。学ぶという行に専念した十年と、その経験を生かすという、帰ってからの十年では時間の流れが全く違いました。
つまり、学んだことをどう生かしていくかという事が大事であって、ただ辛い行をたくさんしたからといってそれが救いを求めている人のためにならなければ、自分の中での知識の積み重ねでしかならないと思います。
「実修実証」 実際に学んで実際に証明する。
これが修行の本質なのではないかなと感じますし、僧侶に限らずどんなことでも共通すると思います。
火性三昧(かしょうざんまい)
一般的に火生三昧といいますが津軽では火性となっております。清らかな火を焚き、一心に拝み、世の中の平和と自身の無病息災を祈願し、最後に参拝者自身が火を渡ります。
特に津軽の特徴として、修験者が松明〔たいまつ〕や鉄鍬〔てっか〕、熱釜〔かま〕の行を行い、自身が不動明王となって修し祈願します。
修験道は古くから口伝〔くでん〕という、口伝えを重んじ、文書などの資料があまりありません。津軽の修験も約四百年の歴史があるとされておりますが、それも口伝によって今に続けられてきております。ただ現在津軽でこの行を行なっているお寺は少なく、当寺を含め約六ヶ寺程です。
柴灯護摩
道場ではまずお経を唱える御法楽を行い、洒水〔しゃすい〕、大幣〔たいへい〕、大刀〔だいとう〕の儀式を行い、道場を清めます。そして読経の中、護摩導師が修法を始め、中央の護摩木が積まれヒバの葉で覆われた炉に火が灯されます。
祈願文を読み上げ、参拝された方々の添え護摩木を炉に投じ、次に皆さんのお手持ちの物を火に当てお加持します。
導師が修法を終えるとここから火性三昧が始まります。
明松[たいまつ]の行
火性での松明を津軽では「明松」と書いてたいまつと言います。
炎で身をこがすこの行は、両端に火のついた口明松をくわえ、両手にも火のついた明松を持ち、しゃがんだ状態で前に進み、途中で袖の中に明松を通したりしながら道場を一周します。
自身が不動明王となって、道場を炎で清める浄化の作法と考えられます。
鉄鍬[てっか]の行
炭で真っ赤に熱した鉄の鍬を、塩を紙で包んだ「懐紙」を用いて握り、左手で高々と持ち上げ道場を一巡します。火性の中でも最も危険な修法と言われております。
生と死が表裏一体となるこの行はまさに自身が不動明王となり火で火を克服し、大日如来へと即身成仏するという、擬死体験をあらわす作法と考えられます。
熱釜[かま]の行
大釜に湯を煮えたぎらせ、笹の束で高々とその湯を散らしながら浴びて、次に笹の束を釜の中に敷いて座し、密教の印を結び三昧の境地に入り、終わると釜を高々と頭上に持ち上げながら本尊の前まで進みます。
熱釜も大日如来の世界に即身成仏して神仏一体となり、さらにそこから再生する「擬死再生」を表す作法と考えられます。
火渡りの行
最後に参拝者自身の行として火渡りの行が行なわれます。
真っ赤に燃える炭の道をまず、火渡り導師が修法して渡った後に一般の方が、わらぞうりを履いて手に御幣を持ち渡ります。
明松、鉄鍬、熱釜の行が修験者が即身成仏する擬死再生の行とすれば、火渡りの行は一般の参拝者の方が即身成仏する擬死再生の行と考えられます。
参考文献 ─ 『鬼と修験のフォークロア』
内藤正敏 法政大学出版局 二〇〇七年
このように文章にすると難しくて伝わりません。山深い所で道も悪くご不便をおかけしますが、まずは実際にご自身の目で見て感じて頂くことをお勧め致します。
六月第三日曜日 午前十一時より 赤倉山霊場山開会 火性三昧
*岩木山ろく修行道場にて
疫ノ神(ボーノカミ)送り。
町内のお話ですが昨日、八幡崎地区の町会で五穀豊穣や家内安全などを願う疫ノ神送りが行われました。
猿賀小学校前から八幡崎八幡宮へ向け地区を練り歩きました。
昔から行なわれている行事で、この地区の特徴である生垣が連なる美しい道を鼻天狗が先頭となって歩き、続く囃子方の音色に合わせ「よいわなー、よいわなー」の掛け声。女性陣の太刀振りや男性陣の荒馬踊などが披露されました。
2年に1度の村の行事ですが、私自身は初めての参加でとても楽しい時間でした。
赤倉道場山開き法会。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先日の6月第三日曜日の金剛寺山開き法会ではたくさんの方にお参り頂き誠にありがとうございました。
天候も前日まで雨が続いてだいぶ心配いたしましたが、お陰さまで雨も降らず無事に修行に励むが出来ました。
また、お参りに頂くにあたって駐車場がなく皆様にご不便をおかけして誠に申し訳ございませんでした。
以下、当日の様子を掲載致します。
皆さまの勧進で修復された大師堂。
赤倉道場 山開き法会は毎年6月第三日曜日に厳修されます。皆さんぜひお参りください。
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