皆様いかがお過ごしでしょうか。
お彼岸も明けを迎え春の足音が聴こえるこの頃です。
そんな中、田舎館村のとある地区の大イチョウの木の伐採に伴う閉眼(へいげん)法要のお勤めがありました。いわゆるタマシヌキです。
昔から地区を見守って下さったイチョウの木ですが、時代の変化に伴ない地区の方々が熟慮を重ねた上で、やむなく伐採の決断をしました。伐採に当たってお寺に相談に来られタマシヌキのお勤めをすることになりました。
地元の念仏講の方々による百万遍の数珠廻しも行いました。
皆さんでお勤めをして今までの恵みや町内の安全に感謝を捧げました。
木は伐採されますが、その木材を使ってお地蔵様を彫り、また百万遍珠数玉の親玉を造る事になりました。ただ切って終わりではなく、次のお役目として生かされます。
昔からご神木を切る時はこうしていつまでもその想いを繋いでいくのです。
そこに関われた事に感謝です。
ではまた。