皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先日深浦から戻りそのまま広島へ向かいました。以前から申しました通り、仲間と共に、先ずは行動をしようという気持ちで行ってきました。ただ、やみくもに行くのではなく、タイミングや現地の仲間との調整、自身の各自の自己責任を踏まえて行ってきました。
行きの飛行機から見える空がとても印象的でした。
その日は大阪から岡山まで行き一泊。翌日に香川と鳥取の後輩2人と合流して先ず総社市の先輩のお寺にお見舞いに伺いました。先輩のお寺は幸いなことに被害もなく、ご親戚の方に数日前まで避難所としてお寺を提供されていたそうです。
その後広島県の海田町にある真言寺院・大師寺さんで現地の仲間と合流して、流れてきた泥などの除去作業のお手伝いをしました。
石段の多い小高い山の中にあるお寺で、土を運び出すのもここを上り下りしなければならず、更に連日の猛暑、10分動いては10分休むという大変な状況でしたが、十数名の仲間たちと智恵を絞りながら人海戦術でバケツリレーの要領でふもとまで運びました。
限られた時間でしたが、現地の状況を重く感じました。
作業終了後、後輩のお寺がある呉に移動。交通渋滞がすさまじくおよそ18キロの道のりを1時間30分程かけて到着。翌日の作業場所と作業内容を確認しました。
翌日には、熊本や山口兵庫から駆け付けた仲間と合流し現地へ移動しました。
熊本の後輩は熊本地震の経験を踏まえトラックにありったけの物資を載せ夜通しの移動でした。頭が下がる思いです。
お寺から移動する事およそ30分。豪雨の爪痕が生々しく残る山道を行った所にある真言寺院に到着しました。
つづく。