皆さまいかがお過ごしでしょうか。
当地はかなり久しぶりに雨が降っております。
雨は何かと嫌われがちですが、「清める」という意味もあり、また五穀豊穣には欠かせない恵みをもたらすもので、見方を変えればこれもまた有難いものと言えます。
話は変わって6月の上旬に和歌山の高野山から奈良の大峯山へ、登拝修行に参加して参りました。
お坊さんの集まりの青年会に関わっていた時はおよそ14年間、毎年この入峰(にゅうぶ)修行に参加しておりましたが、ここ最近は中々参加できず、3年ぶりに入峰修行が出来ました。およそ4日間の日程で全国から集まった約30名の青年僧侶と行動を共にしました。
油断すれば危険が迫る非日常の世界。それでもまた身を寄せたくなる魅力のある近畿の山々。清浄(しょうじょう)なその世界に自分は日頃の行いを反省しつつ、現実世界でもっともっと頑張らなければと思いました。