皆さまいかがお過ごしでしょうか。
過ごしやすい秋本番といったこの頃です。
さてこの一週間、岩手と鳥取のお寺の落慶法要に参加してきました。
落慶とはお寺の本堂や庫裡(住まう場所)などの新築や改築などが完了し、それを祝い法要を勤め神仏に報告する儀式です。
10月11・12日は岩手県一関市藤沢にある真言宗智山派のお寺へ。本堂と仏像の修繕と庫裡の新築が完了して落慶式を迎えました。
圓融寺さんとは震災の救援活動以来のお付き合いで、活動以後変わらずお寺として、僧侶としての学びを頂いて来ました。
左から2人目の方がご住職さんです。派が違えども気持ちは同じ。他のお二人も関東の智山派と豊山派の僧侶です。青年会活動で十数年来のお付き合いです。皆さんお忙しく、こうしてお会い出来る機会が本当に貴重です。
それから中一日を挟んで14・15・16日と鳥取県倉吉市の金毘羅院というお寺へ行ってきました。
門前の道路整備にあたり境内本堂以外の庫裡・会館・寺務所の移動・新築などで大規模な修繕が行われ、その完成を祝う落慶式。
醍醐で共に奉職した頃以来、二十年のお付き合い。他の島根・鳥取の仲間も同様です。そして法要には四国・九州・広島から青年会や本山奉職時以来の仲間も加わって法要を勤めました。「醍醐」と「青年会」という接点で皆苦楽を共にしてきた仲間たちです。
そして寺庭といわれるお寺のご家族や駆け付けた僧侶の奥様や子供さんたち。陰に日向にこの方々の存在無くしてはお寺の運営は成り立ちません。
自分はまだまだ力不足で、反省する事もたくさんあります。そんな日常の中で変わらず接して下さってきたこの方々には心から感謝です。
刺激や学びをもっともっと、共に分かち合いたいと思った旅でした。
明日からの日常も頑張ります。
ではまた。