皆さまいかがお過ごしでしょうか。
暑い日が続いております。テレビでは西日本の水害の状況が映し出されています。一週間が過ぎても、まだまだ全容がつかめない、そんな状況にもどかしさをつのらせてしまいます。
昔、師匠から頂いた扇がありまして、それがこちら。
吾山に ながれてやまぬ 山みずの やみがたくして 道はゆくなり
という詩が書かれています。
山みずと行者を重ねた、自分にとって大切な詩です。
師匠は常々「行者たるもの」という心構えを学びました。
人は日々、迷い悩み不安を抱えながら生きているのだと思います。
何が出来るか、それは永遠の課題なのでしょう。数々の失敗を重ねながらも、留まらずにこの先も道を流れていきたいです。