皆様いかがお過ごしでしょうか。
いつも通りですが11月もあっという間です。今日は雪も降って、冬の訪れに戸惑っています。
さて、先日の事ですが京都に行って来ました。
私が学んだ本山・醍醐寺が開創1150年を迎え、大法要が執り行われるため自分も参加してきました!
夜の京都タワーは不思議な色あいでした。
ホテルに一泊して翌日、バス乗り場では清水寺息が長蛇の列でした!!!
やはり一度は訪れてみたいお寺なのですね。
そして我が本山はいつも通りの穏やかな雰囲気。同じ京都でも観光ルートから外れているとこうも違うものかと、何とも言えない気持ちになります。
皆さまもぜひ醍醐寺へ。
本山では数日間に渡り法要が執り行われました。
ふもとの三宝院から1時間ほど登った上醍醐では柴燈護摩を厳修して仲間たちと共に燃え盛る炎に一心に祈念しました。山上では二十数年間護摩を焚く事が出来なかったのですが、醍醐復興ののろしとして護摩が焚かれました。上醍醐で僧侶としての生き方を学んだ自分としては涙が出る程嬉しい事でした。
翌日、下醍醐の金堂では青年僧侶による修験道の法要も勤めました。
法要の画像はありませんので集合写真をどうぞ。皆良い笑顔です。
さらにその翌日、金堂では大曼荼羅供というおよそ4時間に渡る法要が執り行われました。
こちらも画像はありませんが打ち合わせと始まる前の画像がこちら。
職衆(しきしゅう)として法要に出仕させて頂きました。とても光栄な事です。
醍醐寺は決してメジャーな宗派ではありませんし、地方にいる我々も大きな寺ではありません。毎日本当に頑張らなければいけません。
そんな宗派だからこそ、いざという時は全国から集まって皆で協力して頑張っています。
1150年の晴れやかな法要。全国で日々頑張っている仲間たちと一緒にお勤め。
職衆として参加出来た事に心から感謝です。
そして境内を散歩されていた師匠にバッタリお会いしました。上醍醐に50年奉職された師匠ですが今は醍醐寺の近くにお住まいです。90を超えるお歳ですがお元気そうで何よりでした。上醍醐での法要の事をお伝えすると心から喜んで下さいました。
人生一期一会。
色んなことが日々ありますが、ポジティブに頑張りましょう。
ではまた。