7月, 2015年
地蔵院大祭に向けて。
ご無沙汰いたしておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
しかし、暑い日が続きますね。先日突然めまいがして、どうやら熱中症でした。ここ最近の暑さに加えて忙しく動き回っていたせいもあると思います。
皆さんも体調管理には十分お気をつけください。
さて、私が住職を勤めている黒石の地蔵院の大祭が今月の23日にありまして、少しずつですが準備を進めております。
これも有難いことに、金剛寺にお参りに来られる方々が気に掛けてくださり境内の草刈り等をして頂いております。
草が伸び放題だった護摩道場も下の写真の通りスッキリです。
炎天下、黙々と作業を続ける姿に、ただただ感謝するばかりです。
家に帰ると暑い中でもスズメ達は元気に米をついばんでいます。
ハトも来ます。
ソラは伸びています。。。
そんな日々です。
ふと岩木山を見るととても美しい夕暮れでした。
岩木山がきれいに見えると良い事がありそうな気分になります。
色々ある毎日だけど、沢山の方や岩木山にまで支えられている気がするこの頃。
頑張ります!!
お不動さま。
去る6月21日、金剛寺赤倉道場にて山開き法会 火性三昧が執り行われました。
しかし行が始まる前の行者さん達による水行中に、覚応院 溝江貞真住職が体調を崩し、すぐに救急搬送されたものの、24日に搬送先の病院で遷化されました。56歳の若さでした。
本当に急な出来事で今でも信じられません。
津軽の山伏は火性三昧一座と言われるほど仲が良くチームワークも抜群で、中でも溝江さんは中堅どころのムードメーカーで常に明るく、笑顔が印象的な先輩でした。
下は昨年の溝江さんの親戚の畑でのリンゴ収穫時の写真です。
農作業は苦手なんだよなぁ。と笑いながらも黙々と作業をしていました。
どんな事にも手を抜かず一生懸命に勤める素晴らしい先輩です。
これがしたい、これはどうだろう。そんな時に真っ先に頭の中に浮かぶ先輩が溝江さんです。
太鼓がとても上手く、以前どうしても音を録りたくて、ある大祭の時にこっそりと録音したのですが、タモトの中でゴソゴソしながら録音したため、全く音が録れてなかった事もありました。
お寺に行くと、部屋に金剛寺カレンダーがあり、見ると毎月の岩木山の絵を並べて大切に飾ってありました。
言葉も出ませんでした。
先日、覚応院にて通夜・葬儀が執り行なわれ、お寺に入りきれない程多くの方がご焼香に訪れました。
ただただひたすらにご冥福をお祈りするばかりです。
お不動さま・・・