11月, 2019年
11月の様子 埼玉・獅子踊り編。
お砂踏み法会の次の週は地元の獅子踊りメンバーと一緒に埼玉へ。
埼玉県白岡市で開催された「獅子フェスティバル」に」参加してきました。
今回は少年組として頑張ってきた若手中心で。
当日は早朝4時集合で朝一番の新幹線に乗車。
さながら修学旅行です!
東京駅に着いてからは各自自由行動。
若手は渋谷などに向かい、自分たちは浅草散策。
海外の旅行者などで物凄く賑わっていました。
浅草寺もお参り。あいにくの雨でしたが、東京の下町の趣きに、つかの間でしたが旅の楽しさを味わえました。
その後埼玉に入り翌日は朝から獅子三昧!
個人で運営されている獅子博物館見学。
国内外の獅子がズラッと!!
我々の獅子もありました!
せっかくなので記念撮影!
そして獅子フェスティバル。
東京や兵庫、地元埼玉などの獅子の団体が終結。
控室も一緒でした。もちろん我々は津軽弁でわいわいしてました。
中々見れないコラボです。
踊りは若手チームがしっかりと披露しました。
高校を卒業して進学や就職など、それぞれの道を歩んでいる子たち。このメンバーで踊るのもかなり久しぶりでしたが息ぴったりで感動ものです!
忘れられない埼玉旅となりました。
では。
11月の様子 お砂踏み編。
京都旅の翌週は金剛寺お砂踏み法会がありました。
例年の如く滞りなくお勤め出来ました事に感謝です。
事後報告になってしまいスミマセン・・
本堂には立派な御供の花が。
先ずはご先祖さまにお経をあげて。
本堂にて法要が始まり、その後お砂踏みへ
「南無大師遍照金剛」と唱えながら四国霊場のお砂が納められた敷物を踏みしめて行きます。
甥っ子も。
今年一年の家内安全・身体健全に感謝して、来年もまた穏やかな日々でありますようにと、お参り頂いた皆さんと共にお勤め致しました。
11月の様子 京都編。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私は相変わらずバタバタとしておりました。
HPも更新しようと思っていたのですが写真がうまく載せられず滞っておりました。
11月は金剛寺ギャラリーの翌週に京都へ行ってきました。
変らず街は人であふれていました。
自分の所属する真言宗醍醐派の青年僧侶の組織である醐山青年連合会の50周年記念法要があり、いち会員として参加。全国で頑張っている仲間たちと共に今までの活動と学びに感謝し、今後の興隆仏法を祈りました。
久しぶりに再会した仲間たちと。
醍醐寺はふもとから山の上までお堂があり、敷地は東京ドームがおよそ130分という、ピンと来ない位の広さです。自分は高校を卒業してから10年間京都で生活をしましたが、そのほとんどを山の上にある上醍醐寺で過ごしました。そこで師匠に僧侶としての「生き方」を学びました。
その上醍醐でのお勤めの為、皆で登りました。ふもとからおよそ1時間かかります。
懐かしの第二の故郷、アナザースカイです!
7年ぶりに訪れました。
五大堂。不動明王をはじめとした五大尊が奉られていたお堂で、以前は任王会や柴燈護摩など、大事な法要がここで盛んに行われていました。
如意輪堂。その名の通り如意輪観音が奉られており、自分がいた頃は夏に万灯会を行って夜通しお勤めをしていました。その思い出がつい最近のようによみがえってきます。
開山堂。如意輪堂と並び山頂に佇むお堂で、醍醐寺を開いた聖宝理源大師(しょうぼうりげんだいし)や宗祖・弘法大師、聖宝さんの弟子である醍醐寺第一世座主・勧賢僧正が奉られております。
醍醐派僧侶としてとても大切な場所。そこで皆でお勤めをすることが出来ました。沢山の山伏が醍醐のお山に法螺の音を響かせ、お堂で一生懸命に勤め響くお経に、清々しさを感じました。
記念の一枚!
翌日は下伽藍の醍醐寺金堂で一座法要が営まれました。
続いて不動堂前で柴燈護摩の法要を。初めて本山で紫色の掛け衣(かけごろも)に袖を通してお勤め致しました。
なんのこっちゃ。と思うかもしれませんが、自分にとってはとても有難い、シアワセな時間でした。
仲間たちと。
小さな本山だけど、醍醐での日々を一日たりとも忘れた事はありません。
そして帰る前、師匠から「顔を出すように」との事で、その時に授かった念珠。
箱には有難いお言葉。
そして・・
立派すぎる水晶の念珠!!!
蓮華の汚泥に染ぜざるが如し。日常という池で一生懸命に勤めて、美しい花を咲かせることが出来るように、精進しなければ。
それが一番難しい・・・
精進あれ。
第3回剛寺ギャラリー御礼。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
藤崎町常盤・ふるさと展示資料館あすかにて、11月2日から4日まで金剛寺ギャラリーを開催致しました。
期間中650名の方にご来場頂きました。
ご来場頂いた方、関わって頂いた方、応援して頂いた方、全ての方に御礼申し上げます。
やるからには全力で。そして地方だからとか文化財が無いからとかではない、金剛寺ならではの展覧会。
手探りで始めたこの企画。やれば出来ると確信してから、第3回目を迎える事が出来ました。
時代は変わります。お寺も等しく変化してその時代と向き合わなければなりません。
かかわりなくしてどうやってこの先必要とされるでしょうか。
これからも「かかわり」を模索して頑張ります。
ライブパフォーマンスは書画の他、今回バリ舞踊も行いました。
あっという間の三日間。本当に楽しくて、シアワセなお寺だなぁと皆さんに感謝しても尽きない想いです。
来年も再来年も!頑張って継続しますので!
期間中に頂いたお花は本堂に供えました。香る本堂、ありがたい。
では。
金剛寺ギャラリー。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
本日(11月1日)は、明日から三日間開催する金剛寺ギャラリーの準備に追われていました。
なぜこのような事をするのか。
それは「お寺」というものの価値観をもっと広く感じて頂きたいという事から始まりました。固定観念が強すぎると思うのです。
もっと自由に。
「正倉院展」や「東大寺展」、「興福寺展」と国宝級のものは存在しませんが、自分達が宝とするものを皆さんに観て頂きたい。
以外にもこのような催しは他に聞いたことがありません。
心に触れて頂けたら幸いです。
皆さんのご来場を心よりお待ち致しております。