皆さまいかがお過ごしでしょうか。
昨日、五所川原市にある大善院というお寺の宵宮があり行ってきました。
どっしりと構えた、とても立派な本堂です。
この大善院、私の祖父の実家、いわゆる「本家」にあたるお寺です。祖父はここの八男坊でした。僧侶となり戦争を経て今の地にお寺を構えるに至りました。激動の時代をたくましく生きたおじいちゃんでした。若い頃の写真がありました。
前の一番左のスーツ姿がそうです。若い!
他にも昔の写真が沢山ありました。どれもその時代の息吹が伝わってくる写真でした。大善院は昔、広く信仰を集め、一般の方はもとよりイタコさんやカミサマを育て免状を授けるほどの、地域の民間信仰に対してとても影響力のあるお寺でした。
自分が小さい頃、おじいちゃんと父と一緒に大善院の大祭について行ってました。それはそれは賑わいがあり、出店も通りにズラーーーっと並んでいました。自分はそれがとても楽しみでした。
そして時代は変わり・・
4軒でした。ノスタルジーな気分になってしまいます。
でも、お勤め時には信徒さん達が多数お参りにいらして、変わらず賑わいを見ることが出来ました。
活気というものは「いきもの」でとても魅力的なものです。でもこれを継続させるのは並大抵の事ではありません。
時代の変化の中・社会の変化の中で、心のよりどころとして「変らない」信心を受けるために「変わり続け」なければならないのだと思います。どの世界でも言えることですが、伝統と革新の両輪あっての文化なのだと思います。
自分、いろんな人を見習ってもっともっと頑張らないと!