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山伏の日々彼是日記

千葉県にて。

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

先日の台風通過による千葉県の状況について、その後もずっと気になっていました。
千葉にいる仲間のお寺の状況を聞けば、4日ほどたってやっと電気と水道が復旧したとの事でした。
物資等は足りているとの事でしたが、1週間を経てお見舞い兼ねて伺う事にしました。
当初は車でと思ったのですが、物資は必要ないとの事で飛行機で羽田空港まで。浜松町からバス移動。

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東京は普段通りの様子。
スカイツリーを横目に千葉県へ。

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成田市を越え千葉県北部、神崎町へ。利根川をはさんで向こうは茨城県です。

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その日はお世話になっている神崎寺の皆さんにお世話になりました。
台風の恐怖を感じながら、やがて停電。電気・水が無い上にその後の暑さが追い打ちをかけて大変な思いをされたそうです。
そしてお寺の今後の事や近況など、話は尽きず夜が更けていきました。
ご家族に感謝。

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翌18日、お寺を後にして住職と千葉を南下しました。お寺を出た時は晴れでしたが、すぐに薄曇りになり次第に雨。途中、君津付近の高速道路サービスエリアでは電話の充電が出来るようにと施してありました。横には飲料用の水道ホースも同様に施してありました。

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と、そこから近くで真言宗の他派のお寺仲間達が、お寺の復旧作業のお手伝いをしているという事で急きょ向かいました。真言宗智山派のお寺で山の中に佇んでいる古刹です。

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倒木なども多く被害は甚大です。水も電気も未だきていないとの事でした。
お見舞を託してその場を離れようとした時です。見覚えのある方が声をかけてきました。
岩手での震災復旧支援などを共にした方でした。

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ご子息と共に参加されておりました。
ここで会うという不思議にご縁を感じざるにはいられませんでした。

お坊さんとはこういう時にこそ動くもの。
師匠が震災の時におっしゃった言葉。その言葉が鮮やかによみがえってきました。

そこからさらに南下して南端の館山まで。

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土砂降りになり、伺ったお寺もご不在で結局戻る事にしました。
神崎から館山まで長い道のりでしたが、行くところどこも台風の爪痕すさまじく、メディアでは伝わってこない情景が重く迫ってきました。
その後、お世話になった住職とお別れしてその日は東京に一泊。

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別世界です。違う国にいるようです。
海を挟んだ隣の千葉が遠くの出来事のような、そんな感覚です。
翌日は鎌倉へ。

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京急・JR横須賀線・江ノ電を乗り継いで極楽寺へ。

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こちらも台風の影響が凄かったそうですが、幸い大事には至らなかったとの事でした。

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極楽寺の猫もお出迎えしてくれました。

駆け足の旅でしたが、今回の台風によって被災された地域の方々は必至で生活を取り戻そうと頑張っている姿、そして家族の絆が印象的でした。思う人がいるという事はとても大切な事だと実感しました。

忘れてならないのは未だ苦しんでいる人がいるという事。
自分に何出来るという訳でもないですが、無関心が怖いと思いました。
今回の台風に限らず、災害に不運にも見舞われてしまった時に、世の中はどんどん先へ進み、他方当事者は置いて行かれている・忘れられていく。そういう状況が一番怖い事だと強く感じました。

役には立てないかもしれないけれど、自分なりにこれからも関わって行きたい。
そう確信しました。

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