皆様いかがお過ごしでしょうか。
雪が少ないとはいえ、寒さはまだ残り春まだ遠いこの頃です。
さて、今年も東日本大震災 慰霊のご供養を勤めて参りました。
いつもの仲間といつもの場所で。
３月１０日のお昼頃、千葉と神奈川から来る仲間と宮城県の古川で合流。
そこから松景院（しょうけんいん）というお寺へ。
黒い衣を着ている方がご住職です。
ご住職には震災以降、活動を通して大変お世話になっている「先輩」です。
出会ってから１３年。いろんな事がありました。こうして巡る事が出来るのも先輩のおかげです。
そこから次は車で１時間かけて石巻市の後輩のお寺、大宝院（だいほういん）へ。
震災の活動をご縁に兵庫県から移住して石巻市で頑張っている後輩です。住宅を改装して、そこでお寺として日々勤めています。
前列右から一番目の彼が住職です。
午後６時から復興祈願の護摩祈祷を皆で勤めました。
これも毎年のお勤めです。
翌１１日の早朝は石巻市の各所を巡りました。
画像はそのうちの日和山公園です。
こちらも毎年お勤めしている場所です。
お昼には石巻の後輩と別れ一路北上、陸前高田市へ向かいました。
途中の海の景色が何とも言えない穏やかな風景でした。
石巻市から約２時間かけて無事に陸前高田市到着。岩手のお寺の方々と合流してお勤めの後、午後２時４６分を迎え皆で黙とうを捧げました。
陸前高田市の金剛寺にて、岩手のお寺さんの仲間です。こちらも震災活動で出会い、お世話になっている法友です。
次は最終目的地の宮古市の長根寺（ちょうこんじ）さんへ。陸前高田から約２時間かけて無事に到着。
午後６時から震災物故者追悼法要のお勤めをしました。
長根寺さんも震災以降、出会いお世話になっている先輩です。
毎年こうして石巻市から陸前高田市を経て宮古市へとご供養の旅を行なっておりますが、関わる皆さんには本当に優しく、そして共に勤める事が出来るという事にご縁を感じます。
１２日の朝、宮古を発つ前に浄土ヶ浜へ。とても穏やかで美しい景色が印象的でした。
これから先も変わらず「いつもの仲間といつもの場所で」勤めていきたいと思います。
もっと細かく書きたいところですが、取り急ぎここにご報告致します。
ではまた。