皆様いかがお過ごしでしょうか。
ここ数日、一気に暖かくなりましたね。
今日は暑いくらいでした。
兼務寺の桜もつぼみが膨らんでいました。
そんな中、今日はとある地区の婦人組織である地蔵講の方がお参りに来られました。
百万遍の珠数の親玉にその年の干支のご本尊の梵字の焼き印を捺して護摩祈祷でお加持をする「位上げ」というご祈願。
今回の方々は位上げに併せて、早朝から数か所の寺社を巡り、家内安全や五穀豊穣などを祈る「シヂガムラ」も兼ねてお参りされました。
どちらも津軽の春の風習です。
沢山お供えをして
一人ひとりロウソクを灯して
珠数玉を祈願して、お参りの方々も護摩の火に息災の願いを託します。
御祈願の後はお供えした供物を「護符」として半分を持ち帰ります。
こういう光景はこの10年程でだいぶ減りました。
時代の変化や様々な事情がありますが、それでも続けて行けるようにお手伝い出来ればと思います。
祈祷が終わり、帰る時の皆さん晴れ晴れした表情を見るとこちらも嬉しくなります。
終わってふと桜を見ると花が咲いていました!
いよいよ春本番ですね。
皆さんが息災でありますように。
ではまた。