皆様いかがお過ごしでしょうか。
年末年始の大雪もやっと落ち着いたこの頃です。
災害レベルの降雪に見舞われた年の初めでした。
さて雪も落ち着いた先日のこと、京都へ行って来ました。
分厚い雲を抜けるときれいな青空が広がっていました。
そして東寺へ。なんとこの日は雪でした・・・
後七日御修法（ごしちにちみしほ）という、国家安穏・五穀豊穣・玉体安穏を祈念する真言宗最高の法儀です。
平安時代にお大師さまが始められたこの御修法は紆余曲折を経ながら現代まで受け継がれております。
真言宗十八本山から出仕される供僧（くぞう）さまが東寺に篭り、一週間に渡り一心に祈念します。
翌日も東寺へ参りましたが、お天気に恵まれ晴天でした。
中日ということもあり多くの方が陣中見舞いに訪れていました。
自分も十数年前に供僧さんの随行や修法をサポートする承仕（じょうじ）として参加しましたが、あの緊張感は今でも忘れられません。参加出来る事自体がありがたいことでもあります。知る人ぞ知る真言宗最高の法儀、御修法です。
今年も一年、皆さんが穏やかに過ごすことが出来ますように。
ではまた。