金剛寺のご供養について、
葬儀を勤めた精霊は
必ず過去帳に記載し、
命日月には毎日
ご供養をしております。
こちらから
法事等のご案内はございません。
施主さんから
お知らせを頂きましたら、
お寺かご自宅にて
法事を執り行います。
お葬式は、
故人を極楽浄土へと導く
大切な儀式です。
時代の変化に伴い
最近は比較的
小さなお葬式の傾向にあります。
「家族葬」や、
お葬式をしないで
すぐ火葬をする「直葬」といった
メディアの造語が
広く知られるようになりました。
多様化する葬儀の中から、
故人を想い、心の通った
最良の葬儀をお勤めいたします。
なお、入檀料・檀家料・戒名料・
塔婆料・護持費等は
かかりません。
その時々に、
お勤めした内容に合わせ
「布施」として頂いております。
金剛寺ではこのように
ご縁のありました方々を
檀家さんとお呼びしております。
金剛寺では葬儀・法事などのご依頼について、内容を施主様と都度対面でご説明させていただいております。
その中で、「御布施（ご供養料）はどのくらいかかるのか？」という点を心配される方がとても多く、このHPをご覧になっている方にもそういった方がいらっしゃるかと思い、少しでも不安が拭えればとここに掲示する事といたしました。
あくまでも当寺の標準的な例であり、ご負担にならない範囲の「お気持ち」が前提となっておりますので、この点につきまして何卒ご理解頂き、またご不明な点がありましたら遠慮なくお声掛けください。
| 枕経（納棺）・火葬・お通夜・お葬式（戒名料含む） | 10万円～15万円 |
|---|---|
| 枕経（納棺）・火葬・お葬式（戒名料含む） | 7万円～10万円 |
| 枕経（納棺）・火葬後、読経 （自宅またはお寺にて細やかにお勤め） |
3万円～5万円 |
| 火葬場 炉前でお勤め | 1万円～3万円 |
| 回忌等の法事（塔婆料含む） | １万円～3万円 |
※お布施は「お気持ち」であり、上記は目安です。
三七日や四十九日、回忌等の法事ではご供養を捧げるお気持ちとして、お花や供物、お膳等をお供えします。
特に決まりはありませんが、仏様や故人に喜んで頂ける品々をお供えして極楽浄土への旅立ちを祈ります。
| お供え花 | 一対または一束。 |
|---|---|
| 御菓子や果物 | 量の多少はご心配なく、ご用意出来る範囲で結構です。 |
| お膳 | 二膳または一膳。仏様とご先祖様に供えるお膳で品数に決まりはございません。 精進を心がけ、向きはお箸を仏さま側にして供えます。 尚、お寺での法事の場合は当寺で一膳ご用意致します。 お膳代は別途千円頂戴いたします。 ※四十九日法要では、加えて「四十九の餅」と言われる餅をお供えします。 古くから餅は「人の気持ちが宿る特別な力を持つもの」と言われ、 特に四十九日法要に供える餅は「三途の川を渡り、この世から極楽世界へ旅立つ故人が、 人から仏へと変化(へんげ)していく手助けをする」と考えられています。> |
| ご供養料 | お気持ちですので決まりはありません。 1万円～3万円を目安に、ご無理なくお供え下さい。 |
お通夜は、ご親族をはじめとして生前ご縁の合った方々などが集い、故人を想いながら読経に耳を傾け、ご焼香をして手を合わせ、お見送りの時を過ごす儀式です。故人を想いお別れを惜しむという意味合いがあります。ひと昔前までは「故人が寂しい想いをしないように」という意味合いから「線香を絶やさないように灯し続ける」と、夜通しで灯明やお線香を灯しました。今では火の安全管理や親族の負担軽減の観点から、やむを得ない外出時や就寝時などは消灯する事が一般的な流れになっております。
また、これから極楽世界に旅立つ故人の最初の儀式であり、一生懸命に生きてきた故人が人生という「修行」を積んできた徳をもって、ここから戒めや教えを頂いていく「仏」としての第一歩を踏み出して行きます。
お葬式はお通夜に続き、故人の御霊（みたま）を極楽世界へとお送りする大切な儀式です。仏としてこれから旅立つ故人を、極楽世界で安らかに過ごす事が出来るよう祈り、また僧侶により仏としての戒めや教えを授ける大切な儀式です。
お葬式は同時に、残された側の「受けとめる心」の覚悟の場でもあります。旅立ちを素直に受け入れる事は中々出来ないですし、価値観は人それぞれです。そんな心の整理が未だつかない状況にあって葬儀は、まずは皆でその事を受けとめ、旅立ちを見送り、故人の生きた証をいつまでも心に記憶する。そのための儀式でもあります。ご縁のあった方々と共に「生きる」という事を考える、それがお葬式なのではないでしょうか。
戒名とは、葬儀にあたり故人が授かる仏としてのお名前です。戒名を授かるということは「一生懸命に生きて積んだ徳をもって、仏さまの弟子となり、想いを残さず、迷いなく極楽浄土へたどり着けるように」いう意味を持ち、仏の子（仏弟子）となった証となります。
この仏弟子とはお釈迦さまのお弟子さまや、出家した弟子のことを意味しており、そもそも戒名を授けられるということは生前に、仏門に入った修行者が厳しい戒律を守って、学び励み勤める証として授かるものです。
故人を想い、その忌日ごとに教えを授けて頂く仏さまに祈り、さらに私達も仏さまのご縁を頂く機会のことを言います。
○ 三七日（みなのか）や七七日（四十九日）、一周忌やそれ以降の回忌法要等、お寺または自宅で近親者が集い、 僧侶が読経して故人を偲びます。
○ 春・秋のお彼岸はお墓を参りして、極楽世界にいる故人を想い、偲びます。
○ お盆にはお仏壇に供養の品々を整え、迎え火をして仏さまを迎え、お墓・お寺参り等、故人を偲びます。